【特集】六稜クラブ活動小史(掲載順)
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●編集後記
限られた調査ではあったが、六稜120年の重みはひしひしと感じられた。開学期の先輩の活動は、明治・大正の近代国家勃興期の意気込みが伝わって来るし、大戦中の重苦しい時代にも、自由を求めたクラブ活動の息吹きがある。また、大戦後、運動部がいちはやく北野の名を上げるのと同じく自治会、新聞、文芸、社研、演劇などが解放を謳歌するさまも感動的であった。
百花繚乱のクラブ時代の後、今の北野はどうだろう。
120周年にあたり、北野のクラブ活動を卒業生として考えてみるのも無意味ではない。
北野の図書館には開学以来の貴重な資料文献、寄贈図書など8万冊があるという。
120周年を機に、これらの資料を整理・保存管理する六稜史料館の構想がある。今回の六稜クラブ活動史を編集するにあたって、各クラブの貴重な資料も是非この構想の中に組み込めればと考えている。
今回とり上げた40団体の他にも、漕艇部、射撃部などの歴史的なもの、文化関係では図書部、地歴班など、最近では鉄道研究、料理研究、フォーク音楽などの同好会もあったが、割愛せざるを得なかった。お許しを乞う。また、記録には思い違い、伝聞の不充分も多いと思われる。これを機に歴史の誤りが正されて行くことを期待したい。120周年記念事業の成功を祈りつつ。(M.K.)