校長室の片隅で産声
【写真】全国高校放送コンテスト入賞楯(昭和63年度・平成元年度)
29年、民間放送が始まった。新日本放送(毎日放送)主催の第1回高校放送劇の出演校に指定されるという華々しいスタートぶり。部室と放送室が設置されるのにそう時間がかからなかった。昼休みの校内放送は今も続けられているが、最近では音楽やニュース、映画の紹介、それにラジオ小説を流すなど盛りだくさんな内容となっている。
ながい歴史の中で、「全国高校放送コンテスト」の入賞もあるが、昭和63年4月にはKBS京都放送の、全国の高等学校を対象にした作品参加番組「こちら青春放送局」で奨励賞、脚本賞を受賞、続いて平成元年には全国100校参加の中で優秀3校の一つに選ばれた。
OBは約250人で、NHKや民間放送などのプロの道に進んだ人も多く、現在OB会の結成を目指している。