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    icn#28 No.28
    (1994.9.20)

    表紙:佐伯祐三(30期)
      『街角(パリ・モロジャフエリ広場)』25号(1925年)
    所蔵:田中睦氏(62期)


      ●INDEX

      121周年総会開催のご案内

      会長就任にあたって稲畑勝雄(56期)

      事務局長就任のご挨拶新原知廣(72期)

      会務報告

      会計報告

      北野戦後史【連載第16回】柏尾洋介

      新校舎は平成10年に完成か

      訃報
      桜研究家・久野友博氏(54期)、逝く

      表紙の話題
      佐伯祐三のこと深谷三治(31期)

      「マグロ」との道連れ 須田 明(57期)

      東京六稜会報告

      六稜外史フラグメンテ 〜北野図書館報より

      みんなに愛される建築だけが残っていく竹山 聖(85期)

      六稜同窓会だより
      ・やっと出来た放送部OB・OG会
      ・インターハイ3位に入賞して山岳部
      ・六稜ゴルフの集い

      伝言板
      66期卒業40周年、六稜69期会、61期同窓会、六稜六七期会、六稜さんご会

      母校の窓
      全国大会等出場激励金、文化活動助成金

      クラブだより

      大学合格者一覧
      (紙媒体の会報でご覧ください)

      プロフィール
      吹奏楽同好会誕生

      ●編集後記


       「六稜会報」の編集を仰せつかったのは1977年のNo.10だから、今年で17年になる。ピッチャー交替を考えるようになったのは2年ほど前のことで、その理由は単に齢還暦に達したからだけではない。どうも昨今の誌面づくりに満足できなくなっていたからである。同窓会の隅々までの取材が足りない。新しい企画に乏しい。何より腹が立ったのは、誌面に色艶がないことだ。
       愚痴になるが、男女共学以前の世代。できれば若々しいレーディたちの活躍振りを、とも思い、現役の先生方の手をさんざわずらわせたものだったが、今やその先生方も学校を去り、あるいは病の床に伏され……いよいよ糧道を絶たれたような気分になって来た。
       次回からは、編集長もスタッフも替わる。「六稜会報」の色艶もぐんとよくなるだろう。案ずることは何一つない。政治、宗教、金銭からの局外中立。「北野戦後史」のさらなる発掘。ぼくがちょっぴり誇れるこういった足跡はこれからも残るだろうし、………。
       六稜同窓生の皆さん。永い間、御協力頂いて本当に有難うございました。また、同窓会でお互い元気な顔でお逢いしましょう。
         J こと 山本次郎

    原典●『六稜會報』No.28