六稜会報Online No.28(1994.9.20)


    六稜同窓会だより
    やっと出来た放送部OB・OG会



       昨年10月31日に放送部OB・OG会設立記念パーティーが母校食堂にて開催された。放送部は1949年(昭24)に創部して今年で45年になる。各世代のOB・OGと元顧問の福田博造先生、井田博之先生、木村昌義先生の総勢50人が集まった。OB会設立は約20年来の元部員達の悲願であった。

       OB名簿の作成に取りかかったのが約8年前。完成の目途がついた92年、99期砂原淳達を中心にOB会を本格的に計画した。あわせて記念パーティーと会報発行の準備を始めた。会報『スタジオ』創刊号の「放送部の歴史」特集における取材は何十年もの隔たりのある先輩、後輩を巡り合わせる契機となった。取材にあたった若手記者の話を総合すると「会ったこともなければ、話をしたこともないのだが、同じ放送部の先輩であったという事だけで親切に対応して下さり感謝の念を大変深くした」様である。

       パーティー当日は66期の小林俊策氏(現ラジオ大阪編成局長)による記念講演が行われた。当時はまだ市販されていないテープレコーダーを自作した事や放送記者時代の回想、最近のマスメディアの動向等について興味深い話が繰り広げられた。この後参加者全員が自己紹介をし、各々が放送部にまつわる思い出を語った。

       今後は総会と会報を中心に活動を続けていくことになる。現役部員の活動を応援しつつ、OB・OG間の親睦を深めて行きたいと思っている。

       住所等が判明せず、案内をお送り出来なかった方が多数おられる。心当たりの方は同窓会事務局までご連絡下さい。


    原典●『六稜會報』No.28 p.14