六稜会報Online No.28(1994.9.20)


    121周年総会
    開催のお知らせ


      ●会場

      北野高等学校

      ●日時


      1994年10月30日(日)
        0:00 PM 受付
        1:00 PM 総会・卓話(講堂)
        3:00 PM パーティー開宴(食堂)

      ●会費


      5,000円

      ※ただし102期(H2卒)以降(卒業5年以内)と
       50期(S12年卒)以前(75才以上)の方は無料

      (新人歓迎 立食パーティー・ビール飲み放題)

      ●卓話


      「北野 Next Century Project」
       竹山 聖
       
      (85期・京都大学工学部建築学科助教授)

      【たけやま・きよし】 1954年12月24日、大阪に生まれる。 北野高校を経て、1977年京都大学の建築学科を卒業後、東京大学大学院に進学。原広司の下で修士課程、博士課程を修める。この間、1978〜9年の「西アフリカ地域海外集落調査」に参加。大学院在学中の1979年には設計組織アモルフを創設し、設計活動を開始。また、さまざまなメディアのコラムを担当すると同時に、イエール大学建築誌「パースペクタ」(1983年)の安藤忠雄論、毎日デザイン賞を受賞した「交感スルデザイン」(1985年、六耀社)の共同編集・執筆など、新鮮な語り口による批評活動をも展開。建築作品は1982、83年の第1回、2回SDレヴューを受賞した高尾と古河の住宅をはじめとし、1986年湘南台文化センターコンペ・2等入賞、第二国立劇場コンペ・BEST30、87年愛知県新文化会館コンペ・佳作、同年のOXY乃木坂はアンドレア・パラディオ賞入選。88年の軽井沢の別荘で吉岡賞受賞。89年D-HOTEL大阪、箱根強羅花壇は話題を呼ぶ。91年青山にテラッツア、またTBS「ニュース23」のガラスのスタジオセットを手がける。92年から京都大学助教授。旺盛な設計活動と並行して、学生たちと古代都市遺構を訪れ、都市発生を深求、また、現代都市のヴィジョンをも提案。
      最新作に周東町パストラルホール(1994年、山口県)
      著作に作品集「竹山 聖」(1990年、六耀社)。写真集「都市を呼吸する」(1994年、リブロポート)
      展覧会に1989年個展「不連続都市」ギャラリー間、1990年に始まる「Emerging Japanese Architects of the 1990s」はニューヨーク、ボストン、モントリオール、ヒホン、マドリード、バルセロナ、テサロニキ、ニコシアと巡回中。
      1991年には「線の表現―眼と手のゆくえ展」(埼玉県立近代美術館)に招待出品した。


    原典●『六稜會報』No.28 p.2