われら六稜人【第35回】
     
    博物館を一代で築いた男



      池田萬助【いけだ・まんすけ】六稜60期。幼名、正繁。北船場の米問屋「池萬」の長男に生まれ、生粋の浪花商人として育てられる。愛珠幼稚園、愛日小学校、北野中学校(旧制)と恩師に恵まれ、関学では教授から大学に残るよう説得までされたが、結局、彼は商売人の血に従って家業を継ぐ決意を固めた。戦時中、米穀流通は政府の統制下に入り「米問屋」が軒並み廃業に追いやられていた中で、大学卒業と同時に彼が始めたビジネスとは…。

      今月の六稜WEBは、そんな大阪商人の生涯に迫ります。

      ●INDEX


      第1営業部:「天下の台所」に生れて
      第2営業部:山椒は小粒で…
      第3営業部:屋号を守る〜九代目の責任感
      第4営業部:スランプは4年周期で
      第5営業部:やる時は徹底的!
      第6営業部:郷土の誇りを胸に


      収 録●Aug.30,2000
          イケマンビル応接室にて
      取 材●石田雅明(73期)、壽榮松正信(74期)、谷 卓司(98期)
      協 力●三島佑一(60期)、大岩重雄(60期)


    Update : Sep.23,2000