東京六稜会の第42回総会が6月3日、東京丸の内の日本工業倶楽部で開催さた。総会は大阪からは秋田校長先生、鎌田先生、山本副会長、石田常任理事、山元事務局長を迎え、出席者約190人におよぶ大盛況であった。
■秋田典昭(東京六稜会名誉会長・北野高等学校校長) あいさつ
■山本次郎(62期・六稜同窓会副会長) あいさつ
【第2部】 講演 「8m望遠鏡で見る宇宙」
国立天文台教授 家
正則 氏(80期)
理学博士(光学赤外線天文学・観測システム研究系主幹
<キーワード> 観測的宇宙論・宇宙考古学・星惑星系形成の研究・地代年間2千円を文部省に概算要求・遠くを見れば昔が見える・150億光年のかなた・有限の昔に始まりがあった・宇宙の初めの3分間・ビッグバン・宇宙の最初は水素原子だけ・星の一生・主系列星・マウナケア・反射鏡を支える技術・鏡面の誤差は関東平野の広さに対して新聞紙の厚さ以下・僕らはみんな宇宙人
【第3部】懇親会(当番期80期)
総合司会石垣具子さん(69期)の開演の辞でパーティが始まった。当番期司会赤澤英志郎さんの進行で来賓挨拶、新会員紹介、次期当番期の81期紹介とつづく中、会場には大阪から駆けつけた竹山 聖(85期)さんを囲み新校舎の事や、家正則さんに宇宙の事を尋ねる人たちの輪が見られた。
最後に鎌田先生のリードで校歌を5番まで斉唱、お開きとなった。
参加者の感想ひとこと:家先生の「望遠鏡で見る宇宙」のお話は、大変興味深く、また、感激しました。遠くを観れば観るほど、宇宙の歴史が明らかになっていくということや、我々地球人も、宇宙人のひとつにすぎないんだよと説明されていましたが、あの米国のTVドラマ、スタートレックや新スタートレックのStoryが、現実味を帯びてきたような気がしました。(80期代女性)
期待のニューフェース達
出席者数を年代別に見ると昨年は70〜79期が全体の40%を占めて突出していたのにくらべ、今年は70〜79期と80〜89期がそれぞれ20%強を占め、40歳台の参加者が増えたと言える。期別には80期の17人、81期の14人が多かった。