基本的にどんなものでも、きちんとその状態を把握して計り、理想的な状態へどうやって直すか分れば、あとはその装置をつくればよいわけです。原理としてすっきりしてるんです。これならできるなと、自分自身でも納得したものですから「じゃあ、やりましょう」と、いろいろな方面の協力で、始めてから15年かかって今日まできました。
※世界最大で最高精度の鏡に仕上がったこと が確認され、現地で記者発表した時の様子。 連日徹夜に近い作業での最終検査だった。