—-次回の講演—-
【第265回】 令和7年1月15日(水) |
「手塚治虫と私の縁」 |
田中 昭さん@75期 |
私の一方的思い込みを含めて、大先輩の手塚治虫氏と私との間には「縁」があると感じている。私は北野に入るまで同氏が北野のОBである事を知らなかった。小・中学校の頃から同氏のマンガが大好きだった。月刊誌に連載されていた「ジャングル大帝」や「鉄腕アトム」は他の漫画家の作品とは比較にならない位面白かった。散髪屋や貸本屋で夢中になって読んでいた。北野に入って嬉しかったが、同氏が先輩である事を知った時には合格以上に嬉しかった。そして生物研究部に入部して更に喜びが増した。何と手塚治虫は生物研究部の前身である「六稜昆虫同好会」の創設者の一人であったのだ。以来60余年間私の手塚熱は続いている。今回はその長いファン歴の中で感じている「手塚治虫と私の縁」について述べたい。併せて秘蔵の原画を持参して皆様に御覧頂くつもりである。
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本講演のオンライン配信はありません。 (オンライン配信は7月からお休みし、当面の間見送ることになりました)
11時30分 講演開始
同窓生以外で参加希望の方は承認が必要ですので、下記アドレスにご連絡お願いします。 東京六稜俱楽部事務局長 今井 美登里(imaim80midori@gmail.com)
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—–これからの講演—– |
【第266回】 令和7年2月19日(水) |
「天野為之―日本で最初の経済学者」 |
池尾 愛子さん@87期 |
(早稲田大学商学学術院教授) |
天野為之(1861-1938)の評伝が2023年末にミネルヴァ書房から出版され、彼が「日本で最初の経済学者だった」と認知されつつあります。天野は東京大学を卒業し、東京専門学校(早稲田大学の前身)の設立に関与しました。天野の『経済原論』(1886)は明治期の経済書ベストセラーです。彼は「貿易は世界を変え、発明は物質的進歩をもたらす」と確信し、自由放任を唱えて民間人の実業に期待をよせ、人材育成のために普通教育や経済・商業教育が重要であると主張しました。経済雑誌の刊行に熱心に取り組み、幣制改革、増税や監査の問題を的確に論じて工場法の制定を促し、先駆的な言論活動を繰り広げて経済ジャーナリズムの信頼と権威を高めました。
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11時30分 講演開始
同窓生以外で参加希望の方は承認が必要ですので、下記アドレスにご連絡お願いします。 東京六稜俱楽部事務局長 今井 美登里(imaim80midori@gmail.com) |
時間:各回の案内参照のこと
日程:毎月第三水曜日
場所:バグースプレイス
東京都中央区銀座2丁目4-6銀座Velvia館地下1階
(銀座Loftのビル、入り口に向かって右サイドの階段を降りたところ)
Tel.03-5524-3991
参加費:3,000円(ランチ代を含む)
東京六稜会「東京六稜倶楽部」事務局連絡先: 今井 美登里@80期(事務局長)
東京六稜会Facebookグループ: https://www.facebook.com/groups/tokyorikuryo/
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