六稜NEWS-980227

    新会員(110期!)誕生、402名。
    第50回卒業証書授与式


    reporter:稲森久彦(69期)+菅 正徳(69期)+谷 卓司(98期)



      日時:1998年2月27日(金)
         午前10時開式

      場所:北野高校講堂

      式次第:開式の辞
           国歌演奏
           卒業証書授与
           校長式辞
           校歌斉唱
          閉式の辞

          表彰発表
          同窓会代表祝辞並びに歓迎の辞
          「蛍の光」演奏(卒業生退場)


      2月最後の金曜日、晴天無風のハレの日に第50回卒業式は厳かに挙行された。

      10時定刻に、卒業生・保護者・教職員らで満員の講堂に来賓が入場。上田先生の開式の辞のあと、歌無しの「きみがよ」が演奏される。つづいて卒業証書授与。いつものように卒業生全員の名前が50音順に呼び上げられる。生徒はそれに答えて「はい」と返事をし、次々に起立していく。壇上の秋田校長は、ひとりひとりの生徒の顔を目で追っていく。男子236名、女子166名。合計402名を下村、保寿、尾島の3人の先生が分担して呼び上げた。

      秋田校長は卒業証書を高らかに読み上げたあと、福井事務局長より全員の証書を受け取り、卒業生総代の鈴木孝司君に授与。鈴木君はこれを恭しく頂戴し、後退りしながら自席へと戻った。


      校長式辞で秋田校長は、ユネスコの21世紀教育国際委員会が提出した報告書『学習:秘められた宝』を引用し、そこに書かれた「Learning to be」について、35期の篠原安夫先氏が校内誌に記した「Do the best」の六稜精神がそれを具現するものである、と結んだ。

      また後半では、21世紀の地球環境問題にも触れ、人類未知の苦難の時代を乗り切るために、北野で培った六稜精神を肝に命じ、持てる力を存分に発揮して人類の危機を救う一人となるよう、激励の辞を述べた。

      このあと、佐々木先生のピアノ伴奏にあわせ、一同が起立して校歌「六稜の星のしるしを」を斉唱。

      上田先生の閉式の辞で授与式は無事終了した。


      次に、表彰発表に移り「3カ年皆勤」21名、および「教育委員会表彰」鶴田玲子さんの名前呼び上げられた。

      同窓会代表の祝辞では、山本副会長が延々30分にわたる熱弁で静寂な会場に微笑の渦を喚起し、歓迎の辞を述べた。

      最後に「蛍の光」の演奏をBGMに、卒業生が一列の隊形で順次退場。一同が拍手で見送った。


      講堂における行事は以上にて終了。

      次に、校長室にてPTA役員・同窓会・担任の先生が集まり、上記鶴田さんに教育委員会表彰状を授与。保護者代表からは校長に記念品目録(野外テント一張り、デジタルカメラ、クーラー設置費用の一部)を授与、卒業学年代表に花束贈呈。これにて、すべての行事が終了した。

      ※なお、同窓会からは山本副会長、大岩常任理事、鎌田学内常任理事、菅常任理事、山元事務局長が出席。紅白饅頭を寄贈した。


    Last Update : Mar.3,1998