中井正明
(64期・なにわことばのつどい代表世話人)
偖(さて)ト。数年前に一地方自治体が
有名人10名程の大阪辯随想を
七曜表にしてPRした時がおました。
東京都へ広報出して話題になったのも
ご記憶だっしゃろ。
その中の一人が“もひとつや”を。
文章説明は
(1)本当にもうちょっとや、惜しいなあ…
(2)全然ダメ…
(3)その中間もある…
[中略](※この辺は話芸である)
そのニュアンスは「解る人」にはそれで「解る」のである。
[後略]
此の様に決めてたがな。
あの話アンジョオに諒解のお方、居てなさったかな。
なにわ生まれの僕(やつがれ)には
意味も字ィも判(ワッカ)らナンダワ。
大坂辯の“もひとつ”は「どの辺迄」と解釈したらエェのか知りとうて!
僕(やつがれ)の思案では、欠点=落第点の場合しか使(ツコ)テない。
何方(どなた)か上手に教(オ)セとくなはれ。
こんな人の話「もひとつ」だんなあ。
然り(しか)り而(しこう)して?