卒業生の方々のご協力を得てかなり多く空欄を減らすことができたが、なお完全には程遠く、今後の課題として残った。
散漫な表ではあるが、いろいろな読み方ができる。 記録で確かめられる限りでは、講演会は日清戦争のころに始まった。放送設備のない時代には、講堂で一度に話を聞ける人数には限度があっただろう。また、第二次大戦の敗戦までは、軍事的・大国主義的な内容の話が多いのは当然と言えようが、よくみると、例えば対米英戦の最中に自由教育の理想を説く講話が入っているのに気づいて、おや?と思ったりする。
1950年代以後は、文化祭で卒業生に記念講演をお願いする慣習がほぼ定着し、在校生がさまざまな分野で活躍している卒業生に接する重要な場になっている。