笠間の自邸にて。後ろの作品は 1999年信楽で制作されたもの |
ワタシガラッキー
- 和太守卑良【わだもりひろ】六稜74期。京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)の受験要綱の「美」の校章のデザインが気に入って受験。そして富本憲吉と の運命的な出会い。美大卒業後、高知県安芸市で工房を設立、1976年に笠間に築窯。多彩な文様による装飾性と独創的な美しい造形で、ファエンツァ国際陶 芸展金賞受賞など国内外で高い評価を得る。その独特の文様は、手びねり、紐作りの過程で生まれ、和太芸術の神髄ともいえる世界を生み出している。彼の作品 はどこか太古の遠い仄かな記憶をよみがえらせてくれるようだ。六稜人としては珍しい陶芸の道に進まれ、現代日本を代表する陶芸作家となられた和太さんを笠間のアトリエにお尋ねしてお話を伺いました。
●INDEX
一の窯: | 京都市立美術大学 |
二の窯: | 作家としての出発 |
三の窯: | 現代陶芸市場の草分け |
四の窯: | 陶板壁面や立体造形 |
五の窯: | ワタシガラ器 |
収 録● | Jun.3,2001 和太さんのアトリエにて(茨城県笠間市) |
取 材● | May7,1998 菅 正徳(69期)、石田雅明(73期)、岸田知子(78期)、谷 卓司(98期) Nov.25,2000 壽榮松正信(74期) Jun.3,2001 清水知子(75期)、岸田知子(78期)、松井巌(78期)、中村豊四郎(81期) |
Update : May.23,2001