講師 大野 和基(おおの かずもと)さん 85期
肩書 国際ジャーナリスト
<講演のタイトル>
「米大統領選:初の女性大統領は生まれるか」
<講演要旨>
大統領選にはオクトーバーサプライズと言って何が起きるか分からないが、バイデンが撤退を決断した経緯と本質的にはハリスが民主党大統領候補になったのはクーデターと何ら変わらない。そのハリスの人物像は9月の初旬の時点でもまだはっきりしていない。が、10月中旬には今よりも明確になっているはず。その人物像と選挙戦の経過を見ながら、カマラ・ハリスが初の女性、黒人大統領に選出される可能性を探る。現時点(9月8日)ではtoss-up(互角、どちらともいえない情勢)であるが、10月末の時点では今よりも情勢がはっきりしていると思う。
<略歴>
1955年兵庫県西宮市生まれ。北野高校85期卒
東京外語大英米学科卒業後、1979~97年在米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学んだ後、ジャーナリストの道に進む。
以来、国際情勢の裏側や医療問題に関するリポートを発表するとともに、世界的な要人・渦中の人物への単独インタビューを次々とものにしてきた。
著書『代理出産 生殖ビジネスと命の尊厳』 (集英社新書)
『マイケル・ジャクソン死の真相』(双葉社)
『私の半分はどこから来たのか』(朝日新聞出版社)
『英語の品格』(集英社インターナショナル)共著
編著『民主主義の危機』(朝日新聞出版社)『アメリカの罠 トランプ2.0の衝撃』(文春新書)
『コロナ後の世界』(文春新書)『コロナ後の世界』(文春新書)など多数