新藏 礼子さん@92期(東京大学定量生命科学研究所 免疫・感染制御研究分野 教授)
<講演要旨>
コロナのパンデミックがようやく落ち着きを見せてきましたが、まだまだ感染者が順調に減るという状況ではありません。コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどのRNAウイルスは次々と変化するために、私たちの免疫をすり抜けていきます。しかし、敵と自分の免疫の働きを理解して日々の生活を気をつければ重症化を防ぐ事ができます。冬に向かってインフルエンザ感染も心配ですが、ワクチンにだけ頼るのではなく、自分を感染からどう守るのか、免疫の働きをわかりやすくお話しさせていただければと思います。
<略歴>
1986 京都大学医学部医学科卒業
1986- 麻酔科医として病院勤務
1992- 京都大学大学院医学研究科分子生物学の大学院生・研修員
1999- Harvard Medical School, Children’s Hospital HHMI Research Associate
2003- 京都大学大学院医学研究科寄附講座免疫ゲノム医学助手、講師、准教授
2010- 長浜バイオ大学 バイオサイエンス学部 生体応答学教授
2016- 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 応用免疫学教授
2017- 東京大学 定量生命科学研究所(旧分子細胞生物学研究所)
免疫・感染制御研究分野教授
現在に至る