平成27年4月7日(火)12.00~14.30
ホテルグランヴィア大阪 鳳凰の間
北野高校を卒業(昭和27年)して60年、暦を一巡して迎えた平成24年の総会を区切りに、それまで定期的に実施してきた六四会総会を、未練を残しつつも終了した。あれから3年、何処からともなく、やはり淋しい、総会はしないが組織として残されていた六四会を再開しようじゃないかとの声が出てきた。東京六四会は継続して実施されているし、会報「六稜」には先輩たちの同期会の報告が出ているじゃないか、若い我々が同期会を止めてしまうなんて意気地がない。六稜トークリレーで顔を合わす同士の間でも、有志だけでも集まって格式張らない同期会を開催しようとの声が高まった。2月始め頃に具体化の話が出はじめ、“善は急げ”で、急きょ幹事有志が集まり4月7日にホテルグランヴィア大阪で開催することを決めた。
六四会総会の終了を決めていたこともあり、会合の名称を「六稜六四会の集い」にすることとし、50人の参加を予定して準備を進めた。蓋を開けてみると、東京方面からも多数の参加があり、60名が参加した。 会場には10組のテーブルと椅子席が用意され、各テーブルに料理が配られるという変形バイキング形式で、和洋の手の込んだ料理が出された。田中幹事の開会の挨拶に続いて、足立会長の発声で乾杯をして会が始まった。卒業以来、初めて同期会に顔を出したという希少種の人もあり、久しぶりに互いの近況を話し合い、高校時代の懐かしい話題に時間を忘れ、和気あいあいの内に会が進められた。幾人かの人から、近況や東京六四会の様子が報告され、また幼稚園から北野までずっと同期であったという人たちの紹介もあった。受付時に配られた札で予め座席が指定されていたが、宴たけなわになるにつれて人の移動が活発になり、旧交を温める者、時局について議論する者など大いに盛り上がった。
会も終わりに近づいた頃を見計らって白藤新幹事より「来年も同様の六四会の集いを開催しよう」という呼びかけがあり、全員の拍手で賛同を得た。すでに傘寿を超えた我々であるが、顔を合わせた瞬間、懐かしい高校時代に戻れる同期会の楽しさを満喫して、次回の六四会での再会を約してお開きとなった。なお、この会の準備・運営には、荒木、今井、岩田、興津、河渕、津田の幹事諸氏にも協力して頂きました。写真は津田幹事の撮影による開会時の会場の様子です。 (白藤純嗣 記)
付記:4月22日の幹事会で、一年後の平成28年4月12日(火)に同じ会場で
「六稜六四会の集い」を開催することを決めた。