—-次回の講演—-
【第266回】 令和7年2月19日(水) |
「天野為之―日本で最初の経済学者」 |
池尾 愛子さん@87期 |
(早稲田大学商学学術院教授) |
天野為之(1861-1938)の評伝が2023年末にミネルヴァ書房から出版され、彼が「日本で最初の経済学者だった」と認知されつつあります。天野は東京大学を卒業し、東京専門学校(早稲田大学の前身)の設立に関与しました。天野の『経済原論』(1886)は明治期の経済書ベストセラーです。彼は「貿易は世界を変え、発明は物質的進歩をもたらす」と確信し、自由放任を唱えて民間人の実業に期待をよせ、人材育成のために普通教育や経済・商業教育が重要であると主張しました。経済雑誌の刊行に熱心に取り組み、幣制改革、増税や監査の問題を的確に論じて工場法の制定を促し、先駆的な言論活動を繰り広げて経済ジャーナリズムの信頼と権威を高めました。
略歴など詳細はこちら
本講演のオンライン配信はありません。 (オンライン配信は2024年7月からお休みし、当面の間見送ることになりました)
11時30分 講演開始
同窓生以外で参加希望の方は承認が必要ですので、下記アドレスにご連絡お願いします。 東京六稜俱楽部事務局長 今井 美登里(imaim80midori@gmail.com) |
—–これからの講演—– |
【第267回】 令和7年3月19日(水) |
「鋼橋のご紹介─出現から維持管理まで─」 |
加藤 久人さん@86期 |
(J & M Steel Solutions in Myanmar under JFE Eng. Engineering Advisor) |
橋の由来は人類史と同じくらいと思われる。偶然小川に倒れた老木を丸太橋とし、原人は対岸へ渡り、活動の場を広めた。18世紀、産業革命期に人類は高強度、高延性の鋼鉄を大量に生産する技術を獲得した。鋼鉄を用いた長大橋がインフラ道路整備の完成度を大きく高め、さらにコンピュータの活用が斜張橋や連続合成桁など、構造合理性や、より経済性に優れた鋼橋の設計、出現に貢献した。
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本講演のオンライン配信はありません。 (オンライン配信は2024年7月からお休みし、当面の間見送ることになりました)
11時30分 講演開始
同窓生以外で参加希望の方は承認が必要ですので、下記アドレスにご連絡お願いします。 東京六稜俱楽部事務局長 今井 美登里(imaim80midori@gmail.com) |
時間:各回の案内参照のこと
日程:毎月第三水曜日
場所:バグースプレイス
東京都中央区銀座2丁目4-6銀座Velvia館地下1階
(銀座Loftのビル、入り口に向かって右サイドの階段を降りたところ)
Tel.03-5524-3991
参加費:3,000円(ランチ代を含む)
東京六稜会「東京六稜倶楽部」事務局連絡先: 今井 美登里@80期(事務局長)
東京六稜会Facebookグループ: https://www.facebook.com/groups/tokyorikuryo/
地図: