次は「米ドル現金」
さあ、事態極まって、国外脱出というとき、空港まで何とか、たどりついたとしましょう。パスポートがないと出国できませんよ(国家機能が維持されているとして)。あとは、弱肉強食(the law of the jungle)の世界でしょう。最後の脱出便に、あと1席しか残っていない時、米ドル現金の御威光は燦然と輝くかも知れません。
私は、今回のジンバブエ行きに際し、米ドルの100ドル札を連番で3万ドル分持ってきました。なんで、連番かって?“スーパーK”とか“スーパーノート”とかいう100ドル札の偽札の話を聞いたことありませんか。連番ということは、偽札ではないという証明になるんです。
実は、この“スーパーK”の本物の偽札(変な日本語ですが)を見たことがあります。持っておられた方は「US$40で買わないかと」持ちかけてきました。思わず、買おうかと、食指が動きましたが、これって犯罪ですよね。
路頭に迷う「家族」のことを想像し、断念しました。