まあ、大乗仏教と儒教が、精神の二つの大きな柱となっており、そして、ご飯を主食にしてきたのですから、似ていて当然なのかもしれませんが、実は、司馬遼太郎が1973年にホーチミンを訪れ、その直後に『人間の集団について~ベトナムから考える』という本を書いていて、そこで、繰り返し、いかにベトナム人と日本人が似ているかについて、様々な面から強調しています。
特に、故郷から遠く離れて暮らしても、いつも故郷を思い嘆き、家族を懐かしみ、その心を歌うということが、司馬遼太郎の心を強く捉えたそうです。
Last Update: Nov.23,2007