最終回の今日は、作家マルキ明子さんのインタビュー形式でお届けしたいと思います。
インタビューをおこなった場所は、マルキさんのご自宅のリビング。洋楽ハードロックのレコードを見せていただきながら、色々お話をお伺いしました。
中学生の時ハマったアーティストのレコード
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―マルキさんは、ロック好きですよね?
「中学生当時はなんといっても、マイケル・シェンカー!に恋心を抱いていました。ドイツのギタリストなんですが、男前でギターの腕前もすごい!」
―いつ頃から?きっかけ何だったのでしょうか?
「小学校3年生の時、ホームイングリッシュで始めて英語に触れて、5〜6年生の頃にはテレビでABBAやゴダイゴなんかを目にしていたのを覚えていますね。中学生になって、ゴダイゴがDJを勤めるラジオ番組にハマって、洋楽のおもしろさに目覚めました。興味は、ポップスよりもロックでしたね。」
―常に、興味は外(西洋)に向いてた?
「ええ。高校時代は、男子バレー部のマネージャーだったけど、ソ連チームが強くてかっこよくて憧れていました。そういえば、大学2年のヨーロッパ周遊では、金髪・青い目の "かっこいい" 外国人とくれば一緒に写真を撮ってもらってたなぁ。笑」
―音楽のことで、忘れられないエピソードを教えてください。
「中学3年生の時、『受験がんばるから!』と親に必死で頼んで、マイケル・シェンカーの夏の初来日公演に行かせてもらいました。懐かしいですね。 あと、忘れられないというか、私の作家人生を決めた音楽はLUNA SEAなのですが、そのあたりは『ポラントリュイ便り』第10〜11話』で!」
ちゃっかり宣伝、ありがとうございます。
さて、旦那さまのロジェさんとの出会いは、第1話から数話にかけて綴られていますが、コラムに書ききれなかったであろう思い出話などをお聞きしたいと思います。 いったいどんなロマンチックなエピソードが飛び出すのでしょうか・・・
レコード以外に、英国俳優のガイドブックもコレクション
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―ロジェさんとのロマンティックな思い出を聞かせてください(ズバリ)
「下宿先を訪ねてきた彼が、部屋の窓に小石をぶつけて呼び出す、なんてことも。壁をよじ登らないにしても、まるで『ロミオとジュリエット』の一幕のようでドキドキしました。」
―日本人女性とスイス人男性の相性は抜群、と豪語してらっしゃいますが?
「そうそう、勤勉なところや、経済観念といった部分で共通点が多い人種だと思います。語学留学では、いろんな国の人がいたけれど、ロジェに惹かれたのは自然なことだったのかもしれないですね。」
―ロジェさんはクラシックがお好き。マルキさんの音楽趣味との共通項は?
「私、うるさいだけのロック、ヘビーメタルは好きじゃないんです。メロディアスなものが好き。その点で、彼の聴くクラシックと共通点があると思いますね。」
―長期のお休みが取れたら、何をしたいですか?
「いつか、彼とイギリスを再訪したいと思っています。私たちの原点ですからね。」
―最後に、作家としてご自身が大切にされていること、今後の活動予定などをお聞かせ下さい。
「まず、自分が、自分の一番のファンであること。自分が納得するものが書けないと、読者も満足させられないと思っています。今は、作家活動と観光ガイドの仕事を掛け持ちでやっているのですが、年に1度しか帰国できていません。今後は、帰国回数を増やして、作家活動のプロモーションはもちろんですが、スイスと日本の架け橋となる仕事にも力を入れていきたいですね」
―ありがとうございました。今後ますますのご活躍をお祈りしています。
13回に渡ってお届けしました「編集長と行く!ワールドアイツアー2007」、今回で終了となります。ご協力いただきました執筆者の皆様に感謝いたしますとともに、読者の皆様にも御礼申し上げます。ご愛読ありがとうございました!第2弾を実現できるよう頑張ります!
次回からは、東京特派員としてのレポートをお届けしたいと思います。 お楽しみに!(11月予定)
Last Update: Sep.21,2007
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