美術館めぐりを終えた頃、小腹が空いてきました。近くのカフェに入ればいいものを、少しでも得をしようと大阪人魂をメラメラと燃やし、「I Amsterdam Card」のクーポン券ページをペラペラとめくる私。その目に飛び込んできたのは、「コーヒーor紅茶、1杯無料」という文字。地図でお店の場所を確認したところ、どうやら、SPUI広場というところから徒歩圏内のよう・・・。
「La Place」1階スーパーマーケット
|
2階フードコート
|
お店の名前は「la Place Market style restaurant」。町の人に尋ねても「ごめんなさい、ちょっと分からないわ」(オランダ語)でかわされてしまい、自力で目指すっきゃない!と意気込んだまでは良かったのですが、広場から1本入ったカルファー通りには飲食店がズラリ。通りを見回しながら練り歩き、行ったり来たりしながらついに発見!クーポンブックの地図は、あまりアテになりませんでした(笑)
フルーツのブース(3階から撮影)
盛り合わせや、フレッシュジュースが楽しめる
|
このお店、1階はスーパーマーケットで2階はフードコート。といってもただのフードコートではありません。各ブースに陳列された食材を見て選んで注文することができるのです。たとえば、サーモンを指差して「これ、調理してください」と言えばOK。ヌードルのブースでは、好きな具材(野菜や肉)と麺(中華麺、米麺)を組み合わせて自分好みのヌードルを、またピザのブースでは1枚まるごとその場で焼き上げてくれます。しかもリーズナブル!レストラン価格のおよそ半額以下。セルフサービスなのでチップの心配も無用。ランチにもディナーにも使える「la Place」は絶対お勧め。
3階飲食エリア
2階から吹き抜けになっている
|
1DAYツアーの締めくくりは、運河クルーズ。一言に運河クルーズといっても、水上バスの運行会社はいくつもあり、発着場所もさまざま。ここだ!と思ったところで待っていると、「このパスじゃ無理だね」と言われ、じゃあどこで乗れるの?と尋ねても、駅のほうじゃないか?という適当な答え。乗り場を見つけるたびにパスをみせては「これ使える?」と聞いて歩くこと約20分。もはやあきらめかけていた時、結局、パスが使えるクルーズ船は駅のすぐ前から発着していることがわかりました。
「やっと落ち着ける・・・」屋根つきでやや大きめの船にゆらゆら揺られながら、ハウスボートと呼ばれる運河の家で暮らす人々や、アンネフランクの家など見所をめぐる約1時間の優雅なクルーズは、ツアーの締めくくりには最適。頭をぶつけそうなくらい低い橋げたをくぐる、という危険は待ちかませていません(笑)。
ハウスボートは、普通の家と変わらない立派な造りのものが多く、デッキでバーベキューを楽しんだり、ハンモックでくつろいだりする姿が見られました。水上で暮らすってどんな感じなのでしょうか?一度、経験してみたいものです。
こうして「I Amsterdam Card」をフル活用した1DAYツアーを無事終え、オランダを後にすることとなったのです。
運河クルーズ乗り場
|
ハウスボート
|
さて、アムステルダム 1DAYツアー後編、いかがでしたでしょうか?
次回は オーストリア編です。お楽しみに!
※読者プレゼント※
オランダ、チーズ市の露店で見つけた、デルフト焼きの木ぐつを3名様にプレゼント!本物の木ぐつは大きくて置き場所に少し困りますが、この卓上サイズの木ぐつなら大丈夫。
ワールドアイへのご意見・ツアーレポートのご感想をお寄せいただいた方の中から抽選で3名様にプレゼントさせていただきます。どうぞお気軽にご応募下さい!
ご意見ご感想はコチラ→worldeye@rikuryo.or.jp
Last Update: Aug.27,2007
|