【告知】六稜トークリレーで講演します | Vanaf vaart water 運河の上から【第7回】

2013年7月3日

来る8月3日(土)、六稜トークリレーにて「エネルギーの歴史とこれから」と題して講演させていただくことになりました。オランダでカヌー遊びばかりやってるヤツがどんなヤツか、興味がございましたら覗きに来ていただけるとウレシイです。告知ポスターも作っていただき(クリックすると拡大します)、ワタシも現在講演資料を鋭意作成中です。

一応カヌー遊びは週末だけで、平日は太陽電池を研究しておりまして、太陽光をいかに有効に捕まえるか、捕まえた太陽エネルギーをいかに有効に電気として取り出すか、等を考えながら日々過ごしております。

一方で、作った太陽電池を世の中に広めていく方策も考えるわけですが、日々の暮らしと電気との関り合いを考えていくに連れ、エネルギー利用そのものと人類全体との関り合いを、時代を遡って思いを巡らせるようになりました。

アムステルダム日本語補習授業校での特別講義の様子

昨年の12月、子供の通うアムステルダム日本語補習授業校にて、中学部生徒とその保護者を対象に特別講義をする機会をいただき、日頃考えていることを、なるべく噛み砕いて話しました。中学生には少し難しかったようですが、保護者や教師達からは大変好評をいただきました。ふだん太陽電池の専門家ばかりを相手に話をしている自分にしては、文科系の方々からもご評価いただき、それなりに上出来だったようです。

今回はその内容にもう少し色付けをして、エネルギーを語る上では重要なキーワード「エントロピー」を足がかりに、エネルギーの歴史を、なんと「生命の誕生」まで遡って語るという、少しばかり大胆な試みにチャレンジします(笑)。文科系の方々も、現役高校生も、どうぞ奮ってご聴講ください。

また、8月のトークリレーは平和がテーマということで、エネルギーがこれまでどのように戦争と平和に関わってきたのか、恒久平和のためにはエネルギーがどうあるべきか、そういった観点でもお話しができればいいなと思っています。

たくさんのご来場をお待ちしております。

最後になりましたが、今回の講演の実現にご尽力いただきました関係者の方々に厚くお礼申し上げます。

2013年7月3日
小松雄爾(97期)@オランダ・アルクマール在住(ブログ)