お花見

2007年4月24日

ヨーロッパへそ日記【第8話】


▲桜並木

皆様こんにちは。

年間通じて雨の多いベルギーですが、ここ1ヶ月近くずっと快晴で暖かい日が続いてベルギー人も驚いています。こちらに来てから、休みの日にお天気だと「ど こかに出かけないともったいない!」と思うようになりました。すっかり春の陽気で最近は週末ごとに「お花見」をしています。

お花見と言うと桜ですよね。ベルギーにも桜があります。濃いピンク色でぼんぼりのような桜が多いです。こちらでは日本のように桜の下で宴会をすることはあ りませんが。桜を見かけて嬉しくなると、私はやっぱり日本人だなーと実感します。


▲お城の庭園


▲真っ赤!


▲ハート型チューリップ

こちらで春の花というと、チューリップが一番人気ではないでしょうか。本場オランダまで見に行く人も多いですが、ブリュッセルにもチューリップが美しい庭 園があると聞き行ってきました。行列ができる人気ぶりです。

色とりどりのチューリップに囲まれてベルギー人が写真を撮ったりピクニックをしている光景は、日本のお花見に通じるものがあると思いました。そういえば桜 を写真に撮るベルギー人は見かけたことがありません。


▲ヨーロッパは今が一番美しい季節

▲ブルーベルの森

ブリュッセルには森がたくさんあります。木々の新緑もきれいですが、この時期はなんといってもブルーベルの花がみどころです。名前の通り青い鈴のような花 ですが、これが森一面に青い絨毯のように咲き乱れます。妖精が出てきても不思議ではない、そんなとても幻想的な景色でした。

夜桜も夜チューリップもありませんが、ライトアップが美しい夜の植物園があります。毎年4月から5月にかけて2週間だけ王宮の中の植物園が公開されるので す。昼間ももちろんですが、夜がまた綺麗と評判です。

「花より団子」をベルギー風に言えば「花よりチョコレート」でしょうか。というわけで次回はチョコレートについてご案内します!