ベルギー

2006年8月23日

ヨーロッパへそ日記【第1話】


▲小便小僧のジュリアン君


▲市庁舎にはベルギー国旗とEU旗

▲世界遺産のグランプラスにて

六稜同窓生の皆さん、初めまして!
ベルギーに暮らして5ヶ月になる坂本です。

「へそ日記って???」と思われた方が多いと思います。ベルギーはその地理的条件からヨーロッパの中心、心臓、またはおへそと表現されることがあります。というわけでこのベルギー便りを「ヨーロッパへそ日記」と題しました。これからベルギーの様子、ヨーロッパの様子を私なりに皆さまにお伝えしていきますので、楽しんで頂ければ嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。

ベルギーといえば皆さん何を思い出しますか。ビール、チョコレート、ワッフル、それとも小便小僧でしょうか。

ではベルギーに来たことがある方はいらっしゃいますか?
たぶんお隣のフランスやドイツに行かれたことがあっても「ベルギーには行ったことがないわ」という方が多いのではないでしょうか。今日はこの国について少しご紹介します。

【ベルギー王国】
面積は約3万平方kmで四国より少し大きいぐらい。

小さな国ですが、なんと公用語は3言語!
北部はフラマン語(オランダ語)、南部はフランス語、そして人口は少ないですがドイツ語圏もあります。

首都はブリュッセル。
ここではフラマン語とフランス語の2言語表示ですが、主にフランス語が話されています。そしてブリュッセルはヨーロッパの首都でもあります。EU本部があり、NATO、WCOなどの機関もあるため世界各国の人々が集まる国際都市です。なので、街中では英語もよく聞こえてきます。

私が添乗員になったとき、ヨーロッパ研修がありましたが、イギリスでもフランスでもドイツでもなくここベルギーでした。というのも、この国にはゲルマンとラテンという2つの民族・文化が存在しているからです。ヨーロッパを知るにはまずベルギーへ、ということでした。

さすが「おへそ」なだけあって、他のヨーロッパ諸国へもアクセスが抜群です。ちょっと車を走らせれば、列車に乗れば、すぐにオランダ、フランス、ドイツ、ルクセンブルクへ。「じゃあ夕食はフランスで」なんていうことも可能です。

というふうに、小さいけれどたくさんの歴史・民族・文化が詰まった国というのがベルギーに暮らしてみての印象です。

では今日はこの辺で。
どうぞこれからよろしくお願いします!