2回目のロシア結婚式出席! (2010年2月)

2012年1月23日

昨年11月に当方Personal Assistantの結婚式に出席して、こんな珍しい体験は仲々ないかなと思いきや、今度は当社St. Petersburg Officeの女性庶務担当が結婚することとなり、2/27に当方もSt. Petersburgに招かれ出席した。前回はZagsと呼ばれる婚姻届を提出(カップル二人で記帳)する役所でのCeremony終えた後はそのまま祝宴開催するレストランへ行ったが、今回は所謂普通のパターンで、まずは午前中11時半過ぎからZagsで記帳し宣誓式実施。その後延々と4時まで20人ほどがHammerリムジンに乗り込んで、St.Pete市内の名所巡っては記念写真撮影を続ける。これが結構大変。新婚カップル二人もWedding Dressに礼装のままコートを羽織って、寒い外へ出て色々ポーズとりながらプロのカメラマンに写真を任せる。合間合間に我々参列者も入っては記念撮影を取り続けるのである。当日はちらほら雪が舞う、-5度前後の気温だったが新婦はミニスカートのWedding Dressで元気に写真撮影をしていたが、当方は朝5時起きでモスクワから出てきたこともあって、渋滞で車がノロノロ運転している間にとうとうリムジン内で眠り込んでしまった。気がつけば、撮影は終了し、祝宴のレストランへ。新郎は日系自動車メーカ工場のライン品証主任、新婦も当社に入る前は同じ職場で通訳をやっていたので、日本人の招待客は当方以外にその日系企業から2人来られていた。新郎の上司に当たる方と、日本から通訳として赴任していた日本人女性でこちらのロシア人スタッフと職場結婚された方とのこと。祝宴のパターンはやはり典型的なロシア式で、参加者全員が兎も角最低1回は何がしかのお祝いの言葉を述べなければいけないのだが、当然の事ながらお祝いの言葉の後には自らがウォッカの杯を飲み干して乾杯の音頭を取らねばならない。渋滞のお陰で1時間遅れて始まった祝宴で当方は1時間ほどで空港へ出発しなければならず、僭越ながら慌しく2番手で祝辞述べて乾杯させてもらい、直後にタクシーに飛び乗ってモスクワへの帰路についた。それでも帰宅は23時で長い1日となったのであった。しかし、今回の結婚式も非常に手作り感あふれるアットホームな心温まるもので、ロシア人の本当の姿が見える気がした。日本ではいつもロシアと聞くとマイナスのイメージを想像する人が多いと思うが、本当のロシア人は皆素朴な我々アジア人と相通ずる気性持つ人たちなのである。酒を飲んで騒いで仲良くなる。当に同じパターンである。残念ながら今回は出席者と仲良くなるほどの暇は無かったが、ロシアの伝統儀式にまた参加できた喜びは大きい。irina Wedding 20100227 008irina Wedding 20100227 003