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やまとなでしこ奮闘記 第2巻


クリスマス本番間近!ミッドタウンを彩るイルミネーション


    ▲風邪を乗り切るアイテムたち

    皆様こんにちは!
    12月も残すところあと10日。年賀状の準備、大掃除などは順調ですか?
    私、まったく進んでおりません!果たして年を越せるのでしょうか・・・
    はっきり言って、風邪なんて引いている場合じゃない!でも、引いてしまった・・・。病院に行ったら、微熱より下痢の症状を重視されて、薬を処方される始 末。「元気になる注射を打ってください」とおねだりしたら、「ものが食べられないわけじゃないでしょ?それではちょっとできませんね」と却下されました。 葛根湯と栄養ドリンクを飲んで、あと10日を乗り切るぞー!!

    それはされおき、楽しみなのがクリスマス♪
    ワールドアイには世界中から様々なクリスマス風景が届いていますが、東京だって負けていません。
    “新宿サザンテラス”のイルミネーションは迫力があって毎年話題になるスポット。”六本木ヒルズ”も、街路樹が白く輝く先に赤く光る東京タワーが素敵! なスポットです。 今回は、初めてのクリスマスを迎える”東京ミッドタウン”のイルミネーションの様子をお届け。

    『誰かが誰かのサンタクロース』がテーマの東京ミッドタウンでは、3つのゾーンでそれぞれ異なる趣向のクリスマス・イルミネーションが点等。「煌の世界  ~Kirameki~」を演出したプラザエリアではオーロラがモチーフ。「彩の世界 ~Irodori~」のガレリアエリアでは切子ガラスをイメージし た高さ8mの「KIRIKO TREE」がお出迎え。「瞬の世界 ~Matataki ~」を表現したガーデンエリアでは約2,000m2の芝生広場の上に光のミルキーウェイが出現。これらをめぐるだけでもクリスマス気分を存分に味わえま す。16:00~24:00 ~12/25まで)


    ▲ミッドタウン入り口
    平日なのに大混雑。人気のスポットであることがわかる

    ▲プラザエリア
    繊細な光の波に、うっとり

    ▲ガレリアエリア
    色を変えていくツリー。中に入るとさらにお楽しみが!

    ▲ガーデンエリア
    青い光で埋め尽くされた様子は、圧巻

    『FUJIFILM SQUARE』では、「物語のあるクリスマス」~世界の街角 出会いの旅~と題して、写真家 上原間一郎さんの視点で切り取られた 世界中のクリスマスを楽しむことができます。日本に居ながらにして世界旅行ができるので、オススメ。(ミッドタウン・ウエスト1F『FUJIFILM  SQUARE』11:00~20:00 ~12/26まで)


    ▲会場内は写真が撮れませんでした・・・

    ▲輝くツリーと美しい音楽

    実は、イルミネーションの他にもお楽しみが。  『Tokyo Midtown 1st Christmas Special LIVE Schedule』という企画で、ミッドタウンを訪れる人々を光の演出だけでなく音楽でも盛り上げてくれるのです。多彩な顔ぶれは、ホームページ http://www.tokyo-midtown.com/jp/index.html でチェック。

    これはもう、行かずにはいられない!クリスマスまではまだ日があります。ぜひ、足を運んでみてください。

    皆様、くれぐれも風邪など引かないように気をつけてくださいね!
    どうぞ良いお年を。

    番外編・・・日本とは一味違うベトナムのクリスマス風景をご紹介。
    左は、ホテルのロビーに置かれたサンタクロース。このテの人形が町のいたるところで見られます。空港では、クネクネ動くサンタさんがスタンバイ(笑)。
    下の2枚は、国営百貨店の外観と1階で開催されていたコンサート。黒人のピアニストのようでしたが・・・誰でしょう?

    最後は、サイゴン・センターというショッピングモールのクリスマス装飾です。入口は超メルヘンチック。でも近づいて見ると、人形の顔がほのかに照らされ て怖い・・・

(c)Rikuryo World Eye 【連載】やまとなでしこ日記

谷修(タニシュウ)
本名:谷口修之(タニグチ・ノブユキ)
大阪府豊中市出身 昭和52年10月17日生まれ A型
地元で大学時代に始めたバンド「T-T℃」から、2002年ソロへ転身。プロモーションビデオが街頭の大型スクリーンでオンエア、話題の人となる。ファー ストアルバムがタワーレコードやHMVといったメジャーレコード店で販売され、大阪や神戸のテレビやラジオに出演、『CDジャーナル』で紹介されるなど関 西での人気は不動のものとなる。
2005年に活動の拠点を関東へ移す。テニスコーチを生業としながらも、曲作りやライブ活動に力を入れ、全国ツ アーも経験済み。キャッチーな詞と独特のメロディー、伸びのある声を武器に、同世代から主婦層まで幅広く支持を得ている。
ライブ情報やCDの詳細、ホンネ満載のメールマガジン(月1回)の申込など、オフィシャルHP http://www.tanisyu.com/ を 要チェック!

谷修ワンマンライブレポート(11/17 四谷天窓Switch)

【連載】やまとなでしこ奮闘記
(c)Rikuryo World Eye


▲憧れのライブハウス

▲配布されたインタビュー記事

11月17日。去年の9月からほぼ1年ぶりのワンマンライブの会場に潜入しました。ライブ当日の配布物のなかには、私が作ったインタビュー記事が挟まれ ていました。

予定より10分遅れでライブスタート。ステージの谷修はうつむいたままで・・・あらかじめ録音しておいたテープが流れてきました。独り言とでもいいま しょうか、ライブにかける想いを独白し、最後に「オレに惚れるなよ」と締めて1曲目へ。アルバム発売記念ライブということで、1、2曲目はアルバムの中か らノリの良いものを選曲。

今日のステージは、ギター・ベース・ドラム・ピアノ・バイオリン・谷修の6人編成。曲に合わせて5人になったり3人になったり、CDでは味わえないアレ ンジが聴けるのもライブの醍醐味。MCで谷修が質問したところ、なんとお客さんの3分の1はビギナー。そんな中でも5曲目の『シャッター』で客席にスタン ディングをあおぐメンバー。続く『Trick Art』では激しいロックを熱唄。彼の声とドラムの音が会場全体を包み込みます。ビギナーやコアなファンも巻き込んで、ノリノリの曲あり、聴かせるバラー ドありの前半8曲があっという間に終わり、休憩を挟んで後半へ。


▲今回は6人編成

▲少し緊張の表情

▲メガネとストールへ衣装がえ

▲11月生まれの人をお祝い

最近の谷修は、自分の想いだけでなく他人の経験や感情を歌にすることができると言います。後半もアルバム曲が中心でしたが、『ビー玉』はボサノバ調だっ たり『風の音』はCMソングのような軽快なメロディーだったり(実際、携帯電話のCMを想定して作った歌:谷修談)、とバラエティーに富んでいました。彼 の音楽は、いわば”するめソング”。聴けば聴くほど味が出る、というわけ。それに加えて最近の楽曲では、耳なじみがいい、キャッチ-なメロディーが多いと 思うのは私だけではないはず。メジャーデビューにも期待が膨らみます。

ラスト2曲で、「テニスコーチは続けていきたい」という谷修がコーチを務める、テニススクールのテーマ曲『TOP』を披露。もちろんオリジナルの書き下 ろし。彼の音楽活動は、このテニススクールと深く関わりがあります。スクールのイベントで歌ったりテーマ曲を作ったり。テニスコーチは生活のためとはい え、それ以上に「応援してくれる人がいる」がいて「表現できる場所がある」ことが何より谷修の支えになっているのです。


▲想いを込めて歌う

▲最後はみんなでスタンディング

笑いあり涙ありの後半戦が終わり、アンコールの拍手が沸き起こります。しばらくして舞台に現れたのは弦楽器。バイオリン・ビオラ・チェロの演奏で歌うと いう演出。まずはアンコールでお馴染みの『低空飛行』が、いつもとは違うクラシックアレンジで披露されました。ギターにのせた『低空飛行』もイイけれど、 このアレンジもまた泣かせます。暗転した舞台にミラーボールが反射して満点の星空に。大人なムードの中で『瞬ける星に』をしっとり歌い上げてアンコール終 了!となるはずでした。が・・・

「皆さん今日はどうもありがとう。でも、僕の想いがちゃんと伝わってるか自信がないです。どうすれば伝わるのだろう?」と谷修が胸のうちを明かしまし た。そして「この想いを伝えて欲しいという気持ちを込めて、予定外だけど歌わせて欲しい曲があります。『燕(つばめ)』」そういって、ギター1本で歌いだ しました。ステージには谷修ひとり。しばらく黙って聴いていたメンバーも、次々とステージにあがり演奏を始めました。


▲ライブ終了後の激写

谷修はちょっと照れくさそうでしたが、素晴らしいチームプレーを見せてくれました。感極まった谷修が曲の後奏で「ありがとうを30回言うよ!ありがと う!ありがとう!・・・」とギターを弾きながら叫び、ワンマンライブは終了。

「ライブがすべて」という谷修のステージは熱を帯びていました。喜びも怒りも涙も笑いもすべてを吐き出し、明日からまた新しい気持ちで新しい自分で、勝 負していこうというパワーを得られるライブなのです。
この魅力をひとりでも多くの人に体感してほしい!そう切に願う私でした。

■セットリスト■

1st
1.光
2.イメージ~明日がその日に続いてく~
3.千川通り
4.オトノクスリ
5.シャッター
6.Trick Art
7.月の傘
8.自転車

2nd
9.ビー玉
10.答え
11.悲しみを乗り越えられないで
12.小さな気持ち
13.風の音
14.Good Luck!
15.TOP
16.キセキのキセキ

アンコール
17.低空飛行
18.瞬ける星に
19.燕

■シーン別 おすすめソング■

◎ドライブに最適!ノリノリな気分になれる曲
「湾岸線」「シャッターVR」「43」

◎力強く、一歩を踏み出せる曲
「低空飛行」「タイムカプセル」「キセキのキセキ」

◎誰かを思い浮かべて、心が温まる曲
「君を見ていた」「オトノクスリ」「麗」

◎”あの頃”の自分に浸れる曲
「千里山」「金木犀」「最終電車」

やまとなでしこ奮闘記 第1巻


【インタビュー】 シンガーソングライター 谷修
音楽活動5周年にして通算6枚目となるアルバム『キセキのキセキ』を発売したアマチュアシンガーソングライター、谷修。実は彼、北野の卒業生(107 期)なのです。
やまとなでしこ奮闘記の記念すべき第1巻は、彼のインタビュー&ライブレポートを お届けします!

谷修ってどんな人?→プロフィールを 見る


喫茶「なみま」にて
ここで作詞することが多い

■ライブとレコーディングを乗り越えて

―レコーディング、苦労されたそうですが?
「それでもなんとか発売にこぎつけました。2006年はライブだけでいっぱいいっぱいだったけど、2007年は、ライブとレコーディングの日々はもちろん ハードで辛かったけど、充実してたし楽しかった。きっとバランスが取れていたんでしょうね。レコーディングを終えた今は、正直、めっちゃラク(笑)。どん な荒波が来ても乗り越えられる自信があります。自分のキャパが拡がったのを実感できますね」」

―やっぱりライブが好き?
「CDは、僕の中ではライブの予習復習でしかないんですよ。ライブで楽しさを分かち合いたい。僕にとっては、ライブがすべてなんです。環境の変化とか、自 分の成長とか、その時の想いとか・・・プロとしては失格?(苦笑)でも生で唄うからこそ表情が変わるのだと思う。そういう部分をライブで感じてもらいたい ですね」

■道はひとつ。前進するのみ

―東京生活はもうすぐ3年になりますが、上京の迷いはなかったですか?
「全くなかったですね。たとえば2本の道があって、それぞれの道がよくわからなくて不安だったり迷ったり、そういう場合は決断が必要ですよね。でも、僕の 場合は、進むべき方向がわかっていて、もともと1本の道だったんです」

―曲作りにおいて、何か変化してきたことはありますか?
「昔は、過去の栄光や甘い想い出に焦点を当てた曲や、まだ見ぬ未来への淡い期待や輝く希望を唄う曲が多かった。でも今は、地に足をつけて未来を唄う曲が多 いですね。あと、自分以外の体験を自分なりに感情移入して曲を作れるようになりました。聴いてくれたそれぞれの人が、自分の人生になぞらえ何かを感じ取っ てもらえれば成功ですね」

―毎年、誕生日にはバースデーソングを製作されるそうですね。
「はい。去年は『キセキのキセキ』、今年30歳の誕生日には『小さな気持ち』。1年間、ライブで欠かさず唄います(笑)。自分にとって特別な曲になります ね」

―特別と言えば、『低空飛行』(『これより上昇』に収録)の人気がいまだ根強いですが?
「なんだか一発屋みたいで、複雑ですね。これを超える曲を作りたい、と心の隅で思いながら曲作りに励んでいます。代表作がたくさんあれば嬉しい。決めるの は皆さんですけどね(笑)」


ワンマンライブでのひとこま

■ライブで魅せる

―新しい試みがあるとか?
「ピアノアレンジやバイオリンセッションなど、色んな組み合わせに挑戦しています。どういう魅せ方をすれば谷修らしさが伝わるのか、模索中です」

―ライブ会場でしか味わえない、「谷修ソング」があるということですね。
「そうですね。わざわざ足を運んでお金を払って会場に聴きに来てくれるわけです。CD通りじゃつまらない。僕もみんなも楽しまなきゃ!それがライブですも ん」

「はやくシンガーソングライターとしてデビューしたいですね。歌、曲、詞のすべてで評価されることに意味があります。どれかひとつでも欠けてしまえば、そ れは谷修ではないですから」

ライブパフォーマンスが全て。そう言い切る谷修さん。ワンマンライブのDVDはいつも完売だそう。ファンの想いが谷修の想いと重なっている証拠。彼のラ イブは一見の価値あり!

■ライブ情報■

12/3 (月)新大久保VOICE 出演19時10分~
12/20(金)江古田MARQUEE 出演20時過ぎ~ ※関東歌い納め
12/22(土)京都BackBeat  開始13時~ ワンマンライブ ※2007年歌い納め

■ワンマンライブレポート■
11月17日のワンマンライブの様子はコチラから

取材・文・写真/矢野圭子

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