▲町の図書館。小さめです |
今回は、私の図書館事情について書こうと思います。
個人的にも程があるトピックスですが、図書館は私を構成する大切な一部。試したことはありませんが、脳内メーカーにはきっと「図書館図書館図書館図書館図 書館図書館食食食食」と出ることでしょう。
余談ですが、こちらで売っている本には、本編の後ろに、チョコレートの広告がはさまれていることがあります。これって反則ですよね。「ソファにくるまっ て、片手にお気に入りの本、片手にチョコレート。これ以上の幸せってありますか?」なんて言われたら、矢も盾もたまらず、チョコレートを買いに走ってしま います。
さて、トップ写真に写っているは、町の図書館です。最近の本や、子供向けの本を借りるのに使っています。「青空のむこう」や「チョコレート・アンダーグラ ウンド」で知られるアレックス・シアラーも、「ハウルの動く城」のダイアナ・ウィン・ジョーンズも、イギリスの児童・ファンタジー作家なんですよ。私の大 好きな児童作家、ジェラルディン・マコーリアンも、イギリス人です。彼女は、ピーターパンの公式な続編である「Peter Pan in Scarlet」を手がけていますが、残念ながら、日本での知名度は、前述の二人に比べて低めのようです。それにしても、小学生にまじって児童書の棚を漁 るのは、少々周りの視線が気になります。
▲文系の本を所蔵するFounder’s Libraryのある、Founder’s Building
しかし、やはり使用率が高いのは、大学にある文系図書館、Founder’s Libraryです。さすが歴史のある建物だけあって、希少本もちらほら。もちろん、厳重に保管されています。私が一番よく使うのは、地下一階にある、イ ギリス人による作品ばかりを集めた一角です。せっかく留学しているのだからと、こちらでは出来るだけイギリスの名作を読むようにしています。オースティン などを読むと、使われる言葉の違いから、自分の話し言葉がぐちゃぐちゃになることも、しばしばですが。
▲音楽学部の専用図書館がある建物
次によく使うのは、音楽学部の図書館。理由は分かりませんが、何故か音楽学部には、専用の図書館があります。それも、カードを通さないと入れない、念の いったセキュリティです。今年度のはじめに、開館時間が大幅に縮小され、学生の顰蹙を買いましたが、先生方のご尽力により、元に戻りました。しかし、来年 か再来年には、この図書館はなくなってしまうのだとか。蔵書はFounder’s Libraryに移されるそうです。より効率的な大学運営のためとは言え、三年間学んだ場所がなくなってしまうのは、かなしいです。
▲理系の本を所蔵する、Bedford Library
私にとって、あまり縁のない場所が、Bedford Libraryです。理系の図書館のため、勉強関連でも、娯楽関連でも、行くことがありません。
大学の図書館のなかでは、一番うるさい・・・・もとい、にぎやかな図書館です。