第24話 2012年 初夏

2012年7月11日

 

6月末からウィーンは気温30度を超す真夏日が続いています。

何日かに一度、夕方から夜にかけて雷雨がきて涼しくなりますが、

それも束の間。次の日になると青空に高い太陽が輝く、夏の一日が始まります。

 

そんな暑い6月最終日。ウィーン国立音楽大学時代の5年間、お互い常に刺激を与え合った大切な友人の結婚式のため、シュタイアーマルクの山に囲まれたPürrgという小さな村の教会に日帰りで行ってきました。

教会からの景色

教会からの景色

Pfarr教会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑のシュタイアーマルク州といわれていますが、本当に美しい所でした。

カトリックの伝統的な結婚式ミサに行くのが初めてだったので、興味深々で参列していました。新婦はウィーンオペラ座チェリスト、新郎はピアニストなので音楽家の友人がたくさん集まり、ミサの音楽(オルガン、歌、室内楽)は友人達の演奏で、

とても温かく、神聖な結婚式でした。

パイプオルガンからの祭壇

写真4誓いの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結婚式の後はアットホームなパーティーでお祝いをして、ワインやシャンパンを飲みながら、シュタイアーマルク州のチーズやパンを楽しみました。

新郎、新婦、家族が皆でワルツを踊るシーンは盛り上がり、みんなの笑顔が幸せそうで、とても素敵で優雅なひと時でした。

新郎と門下生

ワルツ

            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この夏休みはオーストリアにいることになったので、ドイツ語の勉強と、次のコンサートへ向けてプログラムの準備、そして残った時間でオーストリアの自然を楽しもうと思っています。