六稜NEWS-981025
    125周年総会、盛大に…【懇親会の部】
    【懇親会の部】

    reporter:岸田知子(78期)



      ●第二章「六稜文化の香りと味わい」
      担当期の79期に進行のバトンが渡され、懇親会が始まった。103期のヴァイオリニスト・高木和弘さんによる演奏は香り高い六稜文化の精華である。80年の歳の差を越えて、この思いは一様に胸にきざしたはず。

      大山副会長・東京六稜会会長(56期)の堂々たる乾杯の音頭で懇親の輪が「翠鳳の間」一面に広がった。

      また、六稜文化の深い味わいを示してくださったのが森繁さん。壇上での談話のあと、文化勲章を胸に車イスで会場を一巡。若い会員に取り囲まれてご満悦の表情がうれしい。

      あちらこちらで写真を撮りあう風景はいつもの同窓会風景ながら、今回は特に期を越えた交流が見られた。また、100期台の若い人々の姿が多かったことも特筆に値すると思われる。

      ●第三章「抽選に盛り上がって大団円」
      懇親会がたけなわとなった頃、79期の企画による抽選会が始まった。当選番号が読み上げられる度に賞品を受け取りに進み出る人が引きも切らず…。特賞には、森繁さんのサイン入り著書や色紙を筆頭に、有名ブランドものの高額賞品も混じっていたとか。老いも若きも抽選の結果に一喜一憂する風景は、いつものことながら、なぜ人はこうもくじ引きが好きなんだろうと思わせるのであった。

      いよいよ大詰め。壇上に勢揃いした79期の面々を背に、鎌田俊一さん(81期・現職員)のリードで校歌斉唱。「六稜の星のしるしを」が今年も会員の心を一つにした。最後に、来年の幹事を務める80期が揃って舞台に登り挨拶。2年前からスタートした「50歳を迎える期が総会幹事を担当する」というシステムが着々と根付いていることが実感された。

      この後、山本副会長が閉会の挨拶、そして万歳三唱。
      この総会の開催に関わったすべての人に感謝。


      Last Update : Nov.8,1998