於:ATCミュージアム
平成10年11月15日(日)まで
reporter:谷 卓司(98期)
今回の展覧会では、大阪市立近代美術館建設準備室が所蔵する約130点の作品を、6つの時代に分類しながら吉原の画業をたどるもので、約70点あまりが没後初公開の作品になるという。
この他にも、同建設準備室では芦屋市立美術館と共同で吉原の遺族宅に残る300点余りの絵画を調査するなど、約700点にものぼる吉原コレクションを有しており、美術館完成のあかつきには常設展示のコーナーでそれらを紹介していくという。
残念ながら、北野高校所蔵の「あやとりをする女」は今回出展されてはいないが、今春の佐伯祐三展をはじめ…母校を代表する芸術家の作品を多く有する市立近代美術館の早期完成を願いたいところである。
なお、計画では市立近代美術館は中之島西部の市立科学館に隣接する地区に建設が予定されている。この地域には、すでに吹田の万国博記念公園内にある国立国際美術館の移転も決まっており、舞台芸術総合センターや国際会議場など…国際集客都市・大阪の文化ゾーンとしての整備が着々と進められている。
※招待券をご希望の方は、Subjectに「吉原治良展・招待券希望」と書いて、期と名前と住所をwebmaster@rikuryo.or.jpまでご連絡ください(残部僅少)。
※上記の招待券プレゼントは1998年当時のもので既に終了しています。ご了承ください。【Jul.17,2004】