六稜NEWS-980712/サッカー部50周年

    第50回(平成10年)
    対天王寺高校定期戦【観戦記】

    平成10年7月12日(日)
    鶴見緑地グランド


    reporter:萩原伸治(63期、六稜サッカー部OB会広報担当)



      昨夜の集中豪雨も何処へやら、当日は第50回の定期戦を祝うが如く晴天になり、午前11時前には本校生徒、関係者並びに役員の皆様が会場に集まり準備を実施。定刻の12時30分には待望の芝生のグランドにて、長谷川毅氏(104期)の司会で開会式が挙行された。

      今年のハイライトである北野高校吹奏楽団のファンファーレによって、昨年は引き分けで両校キャプテンより新調なった優勝杯が主催校である北野高校秋田典昭校長に返還された。

      続いて秋田校長より主催校のご挨拶があり、その後北野高校サッカー部創部50周年記念イベントとしての第50回定期戦を開催するにあたり片岡良雄六稜サッカー部OB会会長(61期)より挨拶があり、恒例によって両校キャプテンより力強い選手宣誓が行われ、いよいよ芝生のグランドにて花園高校サッカー部顧問の朝田司先生の笛でOB戦が12時50分にキックオフ。

      OB戦は両校共に多勢のOBが参加を希望した為、予め両校打ち合わせの上、15分毎の3交替をハーフとして90分戦った。

      北野高校OB 6  2-2

      4-1
       3 天王寺高校OB


      OB戦終了後、第50回定期戦のオープニングセレモニーが挙行され、両校イレブンがピッチに立って吹奏楽団による両校校歌が吹奏され、丸山明氏(元顧問、現「港高校」サッカー部顧問)の笛でキッフオフ。

      グランドには国旗掲揚台に両校の校旗がはためき、新調された横断幕“駆けろ!六稜イレブン”が色鮮やかにセットされ、スタンドからは部員達の元気な応援が轟き、両校イレブンも緑の芝生に栄え、いつもよりエネルギッシュに走り蹴って居た様に感じた。

      北野のゴールキーパ一のキック力も目立って居たし、表現が悪いが‘水を得た魚’の様に写った。前半32分、天王寺ゴール前での混戦からクリアーされたボールがオーバーラップした森口君の10m近いミドルシュートが見事に決まり、幸先良い先取点が入った。

      後半に入り、両校共速攻の攻めでチャンスはあったが此処一番の決め手に欠け、前半の貯金がそのまま決勝点となり、70分のタイムアップとなった。

      北野高校 1  1-0

      0-0
       0 天王寺高校

      試合終了後直ちに閉会式となり、吹奏楽に乗せて北野高校主将に優勝杯が授与され、記念副賞として両校に片岡OB会長より、試合球が授与された。試合講評として天王寺高校松田孝一校長よりお言葉を頂戴し第一部が終了した。

      広い立派なスタンドであったが、両校の関係者で結構賑わって居た様に感じられた。また、大した怪我人も出ず、関係者一同ホットして第二会場に足を運んだ。


    Last Update : Jul.17,1998