reporter:谷 卓司(98期)
同窓会からは山本副会長、大岩常任理事、新原事務局長が参列。
全員起立・礼からはじまり、国歌演奏。そのあと卒業生一人ずつ名前が呼び上げられ、元気な返事と共に起立していく。男子196名、女子157名、計353名。
卒業証書受領者代表の松田賢くんに卒業証書が秋田校長より手渡される。校長式辞では、「紳士道の養成」を旨とする英国的教育理念を掲げた林校長の教育方針に触れ、新世紀に持ち越されてしまった未解決の課題に真っ向から対峙し、新時代のリーダーとして迫りくる人類の危機を乗り越えるよう…113期生へ期待のエールを送るとともに、彼等の新しい門出を祝福するにふさわしい内容であった。
これにて式は終了し、3年間皆勤賞の28名の名が呼び上げられた。ついで、六稜同窓会・山本副会長よりお祝いと歓迎のことばが述べられた。厳粛なムードの中、音楽科佐々木先生の「蛍の光」ピアノ演奏をBGMに、卒業生たちは新たな門出にふさわしい新校舎の真っさらな多目的ホールを一人一人去って行った。教職員、保護者の暖かい拍手と眼差しを受けながら…。
なお、同窓会からは恒例の紅白饅頭に加え、六稜出版会発行の『われら六稜人2000』が全卒業生に寄贈された。