六稜会報Online No.29(1995.9.15)


    ●六稜の集い
    PARTY REPORTS
    1994.9→1995.8

    ※同窓生の各種集いの報告を、この欄にお寄せください。


      東京六稜会第38回総会
       東京六稜会第38回総会が緑濃き6月7日(水)午後6時より丸の内の日本工業倶楽部で開催されました。当日の参加者は181名。岩木俊氏(63期)の総合司会で幕を開け、東京六稜会河崎晃夫会長の挨拶に続き六稜同窓会名誉会長山崎浩和校長先生より母校の近況報告がありました。進行中の校舎建て替え計画のお話もありました。引き続いて76期上野昭彦氏(東京工業大学生命理工学部教授)より講演がありました。「超分子」という普段聞きなれない物質が、日常生活の場で夢の添加剤として大いに活躍していることを興味深く聴くことができました。7時よりのパーティーでは時の過ぎるのも忘れ、年代をこえた交流の輪が広がりました。また、恒例の抽選会が行われ、昨年に引き続いて佐伯祐三をはじめとする額付複製画やいろいろな景品が当選者に手渡され好評を博しました。賞品提供者には改めて感謝いたします。校歌、応援歌合唱と続き、会は最高潮のうちに幕を閉じました。最後に協力いただいた76期生、特に多大な労力を提供された女性陣にお礼申し上げます。
      (76期 伊藤要一記)

      三田六稜同窓会(仮称)設立準備会
       三田市には55期から106期まで70数名の六稜生が在住しており、同窓の親睦をはかるのみならず、地域社会活動のネットワーク拠点として三田六稜同窓会(仮称)を設立する運びとなり、5月27日(日)三田サミットホテルで設立準備会を開催した。三田在住の中島直己先生を来賓にお迎えし、27名が参加。校歌斉唱に始まり、自己紹介など大いに盛り上がり、予定時間を1時間も延長。正式の発会に向けて、会長に末松千代治(62期)、副会長に楠本利郎(65期)、世話人に平島尚武(71期)前川正子(72期)今社さとえ(78期)を選出した。若い人達からも積極的な参加申し出が相継ぎ、今後の活動が楽しみである。
      (78期 林田隆記)

      卒業35周年記念「さんご会」
       昭和35年3月に卒業した72期生の学年同窓会「さんご会」が、卒業35周年を記念して6月17日(土)に開催された。恩師7名(雫石、寺田、石田、博本、山根、稲葉、野々村各先生)と同期生140名が出席。母校講堂にて、校舎改築基本設計案をまとめた高橋清文君(高橋上田設計事務所副所長)から模型図をもとに説明を受けた後、2階教室にわかれて先生方のミニ講義を受講。その後、会場をプラザ・オーサカに変えて楽しい宴の一時を過ごし、全員の記念写真を撮って散会した。次回は3年後に開催することを約し、代表幹事と年度理事を西野敏克君、西森文彦君、亀谷綾子さんに交替した。
      (72期代表幹事 磯村昭夫、戸谷孝子記)

      三校対抗陸上競技大会
       北野、天王寺、岸和田三校による対抗陸上競技大会が8月19日に金岡陸上競技場で開催された。
       今年は、第50回の記念大会で試合の模様が毎日放送の当日夕刻のニュース番組で紹介された。試合後、会場をホテル日航大阪に移し記念パーティーが催され三校の校長を来賓に仰ぎ、各校OB400名がお互いに旧交を温めると共に、新たなる50年を目指して力強い一歩を踏み出した。
      (鴨脚佐記)

      六稜61期同窓会
       6月24日(土)恒例の同期会総会を新阪急ホテル星の間にて開催。今年は、水鳥、雫石両先生にご出席いただき、御夫人方8名を加えて87名の盛会であった。しかも卒業以来の初参加という人が3名、九州・東京から馳せ参じてくれて、和気あいあいの2時間半であった。この1年の訃報は杉野智君(平成7年5月没)1名である(合掌)。次回は平成8年7月6日(土)新阪急ホテルにてと決定した。(アンケート結果は(1)毎年開催賛成90%(2)会場据置き賛成90%(3)現在の会費が適当73%となった)
      (内藤壽一記)

      六稜七四会
       74期に因み、今年(1995年)から毎年7月第4土曜に開くことになった我々の同窓会、今年は7月22日に開催された。
       担当クラス1組の計画の元に先生方4名を含め、約60名の仲間が集まった。型通りの事務報告の後、1組出身である京大工学部教授芦田 譲君により「21世紀における地球環境の環境問題―持続可能社会を築くために―」と題した卓話が行われた。ビール、ライトドリンクなどを口にリラックスした雰囲気の中、人口、食料、エネルギーそして地球環境における現在およびこれからの問題点をユーモアを交えて話が進められた。普段の語る立場から聞く立場になった、4名の先生方も、真剣な面持ちで話に耳を傾けておられた。卓話の後、乾杯、会食歓談、記念撮影、ビンゴゲームと進み3時間におよぶ1次会終了。後は店を変えて飲みにいく者、その場に居残って飲む者とそれぞれの2次会を楽しんだ。来年(1996年)は7月27日に行う予定。
      (鴨脚佐記)

      第80期生(昭和43年卒)同窓会
       第80期(昭和43年卒)の同窓会が、平成6年10月22日に大阪玉姫会館で開催された。旧担任の先生方は、稲葉健一郎、小西寛一、真田重雄、須原浩之、田中博、中野裕二、福田博造、藤尾直正、御堂岡啓、山本敏文の10先生がご出席。リレー式の全国電話連絡網で網羅し続けた結果、幹事も驚きの142名が集うという、この年齢にしてはまさに大盛会となった。趣向の多い会場とて、稲葉先生が同窓生“美人”総代とともにスモーク付きゴンドラで下りてこられるや、会は冒頭から一気にたけなわとなり、円形の宴会場は、往年の六稜生のパワーを見せつける熱気に満ち溢れた。ホームルームの再現写真、昔言えなかった一言、未来へ向けてのコンタクトなどと、旧担任の諸先生方を交えながら、はるか26年前へのタイムトリッブを果たし、この長い期間の空白を埋めるうちに、夕べの集いはまたまたたくうちに過ぎていった。
       なお、第80期の同窓会は、要望があれば再々開くという方針となっており、案内漏れのあった方から代表幹事・近藤典子(旧姓岡田)へのご連絡をお待ちする次第である。
      (稲垣耕作記)

      102期同窓会
       3月5日(日)午後3時より102期(平成2年卒)の同窓会が母校食堂で開催された。卒業後5年を経過し、同期諸君の間に機運が高まっていたこともあり、参加者は220人を越えた。先生10人を交えて、再会を喜びあった。途中ビンゴゲームなども折り込み、最後には全員で校歌を歌って、2時間は瞬く間、盛会のうちに終了した。梅田での2次会にも100人以上が参加し、夜遅くまで大変な盛り上がりを見せた。次回は5年後の開催を目標にしている。
      (102期学年理事 馬場肇記)


      第7回ゴルフ天高戦
       六稜・桃陰対抗ゴルフは平成6年11月10日、西宮高原ゴルフ倶楽部にて開催され、天王寺側40名(内女子5名)北野側35名(内女子6名)が参加。男子上位20人、女子上位5人のグロス合計で北野が勝利。これで通算北野の5勝1敗1分になった。ただし、今回も男子合計では敗れており、女子の活躍に負うところ大きく、「北野は元高女でっか」と皮肉られるのがつらい。
       第8回は平成7年4月、琵琶湖を予定していたものの、震災のため延期。11月16日(木)西宮高原にて開催される。
      (69期 菅 正徳記)

      第6回期別対抗ゴルフ大会
       95年度の期別対抗ゴルフは6月24日(土)西宮高原ゴルフ倶楽部で開催され、65期から78期までの14期の間で覇が競われた。オープン参加の60期、62期、63期、それに菊川暎人先生を交え、参加者は131名という大盛会となった。各期の1・2・3・5・7位の合計で順位を決定し、結果は次の通り。71期が2年連続優勝を手にし、嘗ての“常勝”72期は雪辱を果たせなかった。また、初参加の78期が6位にくい込む健闘を見せた。

       1位 71期 441
       2位 72期 444
       3位 67期 462
       4位 69期 468
       5位 66期 481
       6位 78期 481
       7位 68期 484
       8位 73期 490
       9位 65期 491
       10位 75期 496
       11位 74期 516
       12位 70期 526
       13位 77期 527
       14位 76期 543

      個人順位 1位 72期 藤本紀男 77
           2位 78期 林田 隆 81
           3位 66期 中西藤和 83
           4位 67期 神宅寿昭 83
           5位 71期 松本 将 83
           6位 78期 田中直明 83


    原典●『六稜會報』No.29 pp.18-19