負傷された方、ご家族が亡くなられた方、ご自宅が全半壊された方など、多くおられるように聞く。お仕事に支障を来した方もおられるだろう。もはや8ヶ月を過ぎる。町にも人にも復興の日の早いことを衷心から願う。
北野高校の地震による被害は、グラウンドの一部液状化、ガス管破損によるガス漏れなどであったが、いずれも大きなものではなく、授業は地震翌日から支障なく行なわれた。
森繁久彌さん(45期)が震災を受けたふるさとに宛てた詩が東京新聞に(3月6日付。後に中京新聞、神戸新聞にも)掲載された。以下に紹介する。
紅梅のこの赤の そら怖ろしげな
腕さすり 頬つねる 昨日今日
兄等の無事を どう祈るや その術もなき
雲流る 六甲よ