六稜会報Online No.27(1994.5.20)


    記念募金・名簿広告への御協力に
    心より御礼申し上げます

    緒方正美(53期)
    120周年事業実行委員長


       120周年事業の遂行にあたり、募金目標を1億円とかかげ、各期の全理事が募金委員となって、奔走する1年間でした。目標には達しませんでしたが、2900余名の方から7300万を超える御拠出をいただき、各事業が無事とり行われましたことうれしく存じます。同窓会々員各位の御協力に心から御礼申し上げます。

       又、記念名簿の発行にあたって、広告を御願いしましたが、これにも168件、1099万円の御協力をいただき、広告協賛金がこの120周年事業会計のひとつの柱になりました。
       伴せて厚く御礼申し上げます。

       各種の記念事業の他に、今回は同窓会として将来に残せるものとして、
        (1)国際交流基金
        (2)六稜会館建設基金
      の二つの基金の創設を目指しました。今後この基金の積立て運用につきましては、同窓会と致しましても、会員の皆様の御意見を充分とり入れて、検討致して参りたいと存じております。

       今回の120周年を終了致しまして、つくづく実感致しましたことは「北野はひとつ」という連帯意識とその総合力・実行力のみごとさでありました。
       各行事ひとつ、ひとつ、そしてそれぞれの隅々にまで北野の英知が行きわたって、今回の120周年行事全体の完成に至ったことを、もう一度想い起しているところであります。

       今後とも、北野高校と六稜同窓会の発展のため、皆様の暖かい御支援を御願い致します。


    原典●『六稜會報』No.27 p.12