ケントウッド高校派遣団1998


    付添日記●ケントウッド高校訪問記
    さよなら…シアトル~帰国



      4/4(日) 
       さよなら・・・(シアトル時)
       明け方5時頃から目が覚める。
       イースターの日曜日なので皆リッチな朝食をとりドレスアップして教会に行くらしい。イースターのお菓子がテーブルにおいてあった。心遣いに感謝。

       ゆっくり食事をはじめたころ、時間を早めるのを忘れたとスーザンがいって大慌てで出発。デービス先生は時間にうるさいのでまずいことになった。

       凄いスピードで(日本なら完全に捕まっているところ)空港に到着。やはり遅刻。
       行きも帰りも遅刻してしまった。

       バタバタと手続きを終え所たころ、生徒達が感きわまって泣き出した。ホストの生徒も泣き出した。ホストのお父さんから直接生徒へのお誉めの言葉をいただいた。教師冥利に尽きる。 何とか泣きやませてきちんと挨拶をしなければならない。
       一列に並んでホストやケントの見送りの方たちにお礼の言葉を述べた。心から有り難いと思ったのですらすらと英語が出た。 生徒たちは興奮しているので私が代表で述べたが、こちらも泣きたいくらい感謝の気持ちでいっぱいだったのだ。
       握手、抱擁の連続でようやく搭乗。

       飛行機の中でも皆でいろいろ話し合った。
       今回の経験をきっと生かしてそれぞれの目標に向かってこれからも頑張っていこうということになると、いままで泣いていたのにもう気持ちの切り替えができて、4月の模擬テストの話や大学の話に花が咲く。何とまあ、前向きな生徒達か!頭が下がった。

       飛行機の中の9時間は貴重な時間だった。
       何とか、頭の中を整理して、自分なりに今回の研修を総括しなければならない。
       メモを整理したり日記をつけたり礼状を書いたりしているうちにもう日本についた。 少し寂しいような、懐かしいような複雑な思いでタラップに降り立った。
       出迎えの保護者の方に生徒をお返しして私の役目は無事終了。

      4/5(月) 
       大阪弁が・・・(日本標準時時)
       佐々木先生が来てくださっていて留守中の学校のことを聞く。
       たった2週間離れていただけなのに難波の街がよそよそしく感じられる。
       乗ったタクシーのおじさんの「お客はん、どこまででっか。」という大阪弁が嬉しかった。

    Last Update : Jul.27,1999