【原型を作る】 学校教材用の紙粘土で原型を作ります。 | |
【鋳型を作る】 原型から鋳型を作ります。材料には吸水性の高い石膏を用います。 近藤さんの工房には300を超える鋳型が山積みされていました。 | |
【鋳込み】 鋳型の内壁に剥離剤を充分に塗布し、途中で外れないように幅広のゴムバンドで留めておきます。 鋳込み口から泥奬(液状に溶いた粘土)を注入します。石膏が水分を吸収するため、周囲から次第に固まっていきます。目当ての厚みになった時点で、不要な泥奬を捨てて取り除きます。 | |
【鋳型を外す】 粘土が耳たぶ状の硬さまで固まったら、鋳型を慎重に外します。 | |
【型割りの妙】 原型の複雑さの度合いによって鋳型の型割り(パーツを幾つに分割するか、どの線で分割するか)を決めます。この時「抜きテーパー」を誤ると、鋳型を外す時に欠けてしまったりするので要注意。 | |
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【鋳込み成形完成】 この通り…「ネムリ姫」の鋳込み成形は無事、完成しました。 | |
【穴をあける】 乾燥する前に首に穴をあけておきます。ここに針金製のフックを通して、ゴム紐でボデイ側と固定するのです。 |