【連載】大阪の橋/第30回●淀川大橋(6)「淀川大橋界隈みてある記」
【淀川陸閘右岸ゲート】
はいそうですね。
これは『陸閘ゲート』で、高潮の発生が予想される時に、道路を締め切って、水の流入を阻止するのです。
特に、この辺りは、昭和40年代まで地下水の汲み揚げが原因で地盤沈下を起こし、淀川大橋自身が沈下したものです。
堤防は、洪水に備え、どんどん高くなりましたが、橋の高さは沈下したままでした。
そのため、潮位が上がる可能性のあるときには、堤防と同じ高さになるまで、橋の部分に付けられたものでした。
Last Update: Aug.23,1999