4月7日(土)六稜会館で開催されました。
トークリレイ 感想文
「水から見た琵琶湖流域 流域圏の課題と発展」
松井 三郎氏
水がめである琵琶湖について滋賀県での農薬使用を減らす
取り組み、大阪市の浄水場での処理方法の改善、次に
大気汚染物質(主としてダイオキシン)が水道水に混入すること、
さらに、ヨーロッパのライン川での国際的な取り組みなどが
説明された。
最後に、医薬品の規制がなされていないために、患者さん
(主として病院)の体外に流出し、いろいろな薬品が
水道水中に残存しており、これらを除去することが今後の
課題であると話された。
またこの地域の取水口から取り入れられる水には、5回も
人間の体内をくぐったものも含まれるといわれた。このことは
実に驚くべきことである。
(64期 栗岡 豊記)
<六稜同窓会 事務局>
Last Update : 2012年5月2日