平成29年10月29日（日）、台風22号が近畿地方に近づく中、開催中止も危ぶまれましたが、決行が決まり、13時より北野高校多目的ホールにて六稜同窓会144周年総会が開催されました。大雨の中でしたが、246名が出席されました。北野高校オーケストラ部の演奏後、上田成之助会長挨拶、恩知忠司名誉会長の祝辞、役員の紹介・同窓会活動報告と、98期中田兼介さんによる卓話（「クモの生き方と私たち」）がありました。
総会後、六稜会館3階ホールにて懇親会が開催され、247名の方の参加がありました。最年長の阿部源三郎さん（50期）の乾杯音頭で開宴となり、98期のパフォーマンスや抽選会があり、16時半頃に校歌斉唱、野村正朗副会長の閉会の辞でお開きになりました。本年は、多目的ホールと六稜会館3階ホールの両方においてドローンで全体写真がとられました。全員が帰路につく頃には、雲の切れ間から青空もみえました。
98期の方々は、幹事期として会を盛り上げて下さり、ありがとうございました。
総会・懇親会の詳細は2018年3月発行の六稜会報70号をご覧ください。 ＜六稜同窓会 事務局＞
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平成29年10月29日、台風22号が大阪に接近して大荒れの天候にも負けず、六稜同窓会144周年総会・懇親会が開催されました。悪天候のためか出席予定の方でもお見えになれなかった方も一部おられましたが、それでも北野高校多目的ホールでの総会には246名が、六稜会館３階ホールに場所を移しての懇親会には247名と、今年も多数の同窓生が一同に会することができました。
今年の総会では北野高校オーケストラ部が演奏を披露してくれましたが、もし暴風雨警報が発令されていたら生徒は即下校せねばならなかったので、無事演奏してもらえて幸いでした。
役員紹介、同窓会活動報告続く卓話では、中田兼介さん（98期・京都女子大学教授）から「クモの生き方と私たち」と題して、多数の珍しいクモの写真とともに、誰もが知らなかったクモの生態を教えて頂きました。「正しい知識を持てば誰もがクモを好きになってくれる」、との信念のもとにクモへの愛が溢れるお話に一同引き込まれ、終わるころには会場にクモのファンが増えていたように思います。
懇親会では今年も阿部源三郎さん（50期）に乾杯のご発声を頂戴しました。その後、129期生の紹介や、アトラクション、大抽選会、次期幹事学年紹介、そして校歌、エールと続き、屋外の嵐も何する物と、終始明るい雰囲気に包まれて16時半に無事お開きとなりました。
さて、私たち98期生は今回の幹事期として、先輩方から受け継いだ伝統を継承し、そこに新しい息吹を吹き込んで次代の後輩へ六稜同窓会の良さを伝えようとの願いを込めて、「スマイル＆サプライズ」というテーマを設けました。意外性や驚きも加わったワクワク感で参加者の笑顔があふれる楽しい会にすることで、来年の総会・懇親会への出席者が増えるのを期待してのことです。そのため、これまでに無い新しい試みや、出来るだけ多くの人が主体的に参加できる催しを織り込んで、98期として特色のある企画を準備しました。
サプライズの一例としては、卓話を前にしておもむろに赤いドローンが飛来し客席全体を記念撮影。また、例年は同期生が行う卓話者への花束贈呈をご本人のお父様である中田洋さん（69期）にご登場願いました。
さらに、懇親会アトラクションでは、本校144年の歴史を振り返る映像がスクリーンに映し出され、そのエンドロールでの拍手が鳴りやまぬうちに、立食パーティーの人込みの中から出し抜けにミュージカル「レ・ミゼラブル」の楽曲「ワンデイモア」を歌い出し、会場のあちこちから次々と歌い手が現れるという「フラッシュ・モブ」形式で大合唱。意外な展開にざわつく会場が次第に手拍子の渦に変わりました。（YouTUBEにて公開中。12分6秒）
一方、全員の主体的な参加を目指し、総会に続いて懇親会でも開式前に来場者全員で記念撮影。その写真を懇親会中に参加者数分だけ印刷し、台紙に挟んでお帰りの際のお土産としてお配りしました。恒例の抽選会でも、予め賞品を紹介した上で各自が欲しい賞品の投票箱に抽選券を入札する方法を採用。またアトラクションの締めは、同窓会の永続を願って年会費納入を呼びかける歌を会場全員で合唱するというオマケ付き（これで全員一蓮托生なので、会費納入率が上がれば言うこと無しです）。
思わぬハプニングもあり、仕掛けの全てが奏功したわけではありません。それでも、懇親会が終わるころには嵐は通り過ぎて雨も上がり、家路に着くご参会の皆さんから、参加していてとても楽しい懇親会だったとの嬉しいお言葉と大きなスマイルを多数頂戴できました。手前味噌で恐縮ですが。。。
詳しくは平成30年３月発行予定の六稜会報70号をお楽しみに！ ＜六稜98期「総会144」実行委員会＞
Last Update : 2017年11月2日