2013年2月9日(土)に「行列のできる就活相談所2012」のフォローイベントとして、
「全員北野!ES添削&模擬面接会」を行いました。
6名の学生に参加いただき、少人数開催のメリットを活かして一人ひとりじっくりと
お話しさせていただきました。
今回は開催報告として、ご協力いただいた社会人の方の感想を掲載させていただきます。
■模擬面接
<面接官役の社会人からの感想>
皆、それぞれ良いところをたくさん持っているしとても優秀だと思いました。
ただ、その魅力の伝え方、まだまだ工夫ができるかなと感じました。
どんな質問にも、
端的な結論→裏付けるエピソード→それを元に御社ではこんな風に活躍できる
というように、面接官の頭の中に映像としてイメージを浮かばせられるように話せると、
記憶に残ると思います。
言いたいこと、伝えたいことより
「自分のどこをどうアピールして、どう見られたいか」を意識して自己分析できると
とても良いと思います。
難しいと思いますが、色んな人に聞いて自己分析して、キラリと光るアピールが
できたらとても素敵だと思います。
■ES添削
<ES添削を行った社会人からの感想>
今回はES添削を担当させていただきました。
学生の皆さんが大学生活の中で行ってきたこと、苦労したことを読ませていただくと
素直に「すごいなあ!」と思うものばかりでした。
企業に”選ばれる”だけでなく、自分から企業を”選ぶんだ”というくらいの気概で
臨んでもらいたいと思います。
アドバイスになるか分かりませんが、添削する中で、感じたことが1点あります。
ESでは「学生時代に頑張ったこと」「困難を乗り越えたこと」がよく出題されます。
これを企業が書かせる理由は、これまでの経験を知ることで、その方が入社後に
どのように活躍してくれそうかを推し量るためではないかと思っています。
『認知、判断、行動』すなわち『問題の把握、原因の推測、解決への行動』を
具体的事例を用いて書くことで、その方が何をしてきたのかが読み手に伝わり、
入社後のイメージを少しでも湧かせることができるのではないでしょうか。
素晴らしいことを経験してきても、それが相手に伝わらないのはもったいない!
「自分が何をしてきたのかを”具体的”に伝える」。
これを意識するだけでも、次のステージへ1歩近づけるのではないかと思います。
書き方の部分で、今回、皆さんに限らず多くの方に共通した傾向は・文字数の制限に
気にしすぎて・整理もせずにいきなり書き始めて、・「また」「そして」などの接続詞で、
論理構成が曖昧なまま文章を連ねて、・字数が達したら、そこで突然終わってしまい・
結局、求める答えには達していないという文章が目立ちました。フィードバックの際に
お伝えした方もいますが、ESは作文や日記ではありませんから、問いに対して、まず
何を書くかを一度箇条書きで整理し、それに対して肉付けして、最後に文字数を調整
するという書き方を徹底されたほうがいいと思います。
また、ESの締め切りや面接の日程調整など、スケジュール管理がより大切な
段階になっていると思います。見落としがないように予定を立てるのも大事ですが、
一方で、是非とも”お休み”の時間を入れてあげるようにしてくださいね。
友達と会うもよし、趣味に没頭するでもよし、家でゆっくり休むもよし…
そうしてリフレッシュしたら、きっとまた活き活きとした顔で活動できます。
まだまだ先は長いです。息切れすることなく着実に頑張ってくださいね。
心から応援しています。
就職活動に臨む学生の皆さんは、これからますます忙しくなってくると思いますが
くれぐれも体調管理には気をつけて納得できる就職活動をしてください。
Last Update : 2013年3月27日