脇田晴子さん@64期(石川県立歴史博物館館長)
兵庫県西宮市生まれ。
歴史学者。文学博士(京大1969・学位論文「中世商工業座の構造」)。
滋賀県立大名誉教授。
1956年、神戸大文学部史学科卒業。
’63年、京都大・院(文学研究科)博士課程単位取得退学。’67年、京都橘女子大(文学部)助教授を経 て、以後、同大(文学部)、鳴門教育大(学校教育学部)、大阪外大、滋賀県立大(人間文化学部)で教授を歴任。’04年、城西国際大・院(人文科 学研究科)客員教授。’07年、石川県立歴史博物館館長。
主な著書に『日本中世商業発達史の研究』(御茶の水書房/1969)、『日本中世都市論』(東京大学出版会/1981)、『中世に生きる女た ち』(岩波新書/1995)、『女性芸能の源流~傀儡子・曲舞・白拍子』(角川選書/2001)、『日本中世被差別民の研究』(岩波書店 /2002)で角川源義賞受賞。『能楽のなかの女たち~女舞の風姿』(岩波書店/2005)など多数。
2005年秋に文化功労者に選出、2010年秋に文化勲章を受けた。