小久見善八さん@76期
(京都大学特任教授)
昭和39年に北野高校を卒業した後京都大学入学、昭和51年に助手になり、その後、助教授・教授をつとめ、平成21年3 月京都大学工学研究科を定年退職した。この間、40年あまり電気分解、燃料電池、二次電池といった電気化学の研究・教育に携わってきた。定年に当たり、蓄 電池ブームが急に注目を集めるようになり、国の蓄電池プロジェクトに関わり、平成21年10月より新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)の新しい 蓄電池のプロジェクトのプロジェクトリーダーを務めている。また、このプロジェクトの実行を主な仕事として定年退職後も京都大学特任教授をつとめている。 記憶力が悪く、生来怠け者ゆえ、できるだけ覚えることの少ない研究、すなわち、人のやっていないことをさがして研究してきた。