山中鷹志さん@75期(河川遡行家・橋梁ウォッチャー)
1944年、大阪府生まれ。北野時代は柔道部主将。1967年、名工大(土木工学科)を卒業して日本道路公団に入社、中央道建設に従事。1970年、本州四国連絡橋公団に入社、瀬戸大橋の架橋に従事する。ここまでの話は第116回トークリレー(2014.3.1)で講演済み。
2009年、橋の科学館館長を退職後、徒歩による河川遡行と橋梁の現況調査をライフワークにし、岡山県の全河川(227)調査を2年間で終える。その後、足は四国4県、広島、兵庫、鳥取、大阪、京都、奈良へと向かい…さらに岡山の橋の5年後を比較調査すべく、再び岡山県内を河川をまわる。調べた橋の総数は、のべ17,748橋、歩行距離は自転車利用も含めて11,158㎞、調査日数は963日となった。日本の川の素晴らしさ、過疎化が進む地方の現況を目の当たりにした。今回の講演では、この「第2章」をお話したい。