◎八木先生と一緒に
八木啓代さん@92期(ラテン歌手・作家)
◎略歴
大阪出身。大阪府立北野高校を経て、京都外国語大学から政府交換留学生としてメキシコに留学。この時、オペラ歌手としての才能を認められてクラシックを学ぶ一方、メキシコ・キューバ、中米各地を放浪し、ガイドブックの執筆に加わるなど、バックパッカーとしても伝説的な存在となる。その後、ポピュラーに転向。メキシコシティとキューバ・ハバナを拠点に作曲やソロ・ヴォーカリストとしての活動も開始。
中南米各地でも公演し、その心を癒す美しい声と深い表現力で、『絹の声』と異名をとり、多くの著名作曲家らから曲を献じられるまでになる。スペイン語・日本語のバイリンガル。フランス語、英語、カタルニア語でも歌い、各国でラジオ・TV・国際フェスティバル出演等を続けながら、現在までにメキシコ・ペンタグラマ社からCD4枚を上梓。また、コーディネーターやプロデューサーとしても、活躍している。
作家・エッセイストとしても『禁じられた歌』(晶文社/日本図書館協会選定図書)、『ラテン女のタフで優雅な生き方』(大和出版)、『危険な歌』(幻冬舎文庫)、『喝采がお待ちかね』(光文社文庫)、『ラテンアメリカくいしんぼひとり旅』(光文社文庫)、『MARI』(幻冬舎)、『ラテンに学ぶ幸せな生き方』(講談社+α新書)等を上梓。その他、論文や評論も多い。