六稜トークリレー【第29回】 reporter:北野美穂(113期)

講演風景2

「手塚治虫は六陵人!?~無視できない手塚治虫史のウソ」
岩倉哲也さん

手塚治虫さんの漫画に初めてふれたのは小学生もしくは幼稚園のころでした。テレビではジャングル大帝が再放送(リメイク?)されていました。普段は私達と 一緒にマンガを見ることはなかった親も手塚治虫さんのマンガの時だけは一緒に見てました。その時に「鉄腕アトムをよく見てたんだよ~初めてのテレビマンガ だったんだよ」と話してました。
小学校高学年の頃に「ブラックジャック」が流行し、図書室では取り合いでした。たまたま担任の先生が手塚治虫さんが好きで教室内に「ブラックジャック」や 「火の鳥」も全巻置かれてました。学校にマンガをもってくるとおこられるのにこれはいいんだと思ってました。実際、手塚治虫さんの映像ではなく本に触れた のはこの時が初めてで、とても衝撃的な漫画でした。他の少年・少女漫画とは違ってました。

今回、トークリレーで国語科の岩倉先生による「手塚治虫は六陵人?」 手塚治虫さんの「虫」は後で付け足したというのは有名な話ですが、さらに感嘆するようなお話ばかりでした。 「陵」と「稜」 わたしも高校生の時、よくどっちだったけ?と悩むことが多かったです。でも手塚さんはどうなのでしょうか「あえて」かもしれませんね。

新刊本が絶えない

また、手塚治虫さんの書かれた漫画の年表を資料としていただきました。ほとんどメジャーな漫画で、さらに現在テレビで「ブラックジャック」が大人気です。何十年にもわたり第一線で活躍してる漫画なんてほとんどないですね。子どもから大人まで楽しめる漫画。すばらしいです。

またお亡くなりになってからも、毎月数冊の関連本が発売されており凄いことだなと思いました。また調べてくださった岩倉先生にも脱帽です。

将来、私が親になったときにも子どもに手塚さんの話をしたいなと思いました。

Last Update: Apr.28,2006

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