「声楽室内アンサンブルの楽しみ」 コロ・スペランツァさん |
|
フロアにはグランドピアノが据えられ、思い思いのステージ衣装を纏った歌手たちが並ぶコンサート会場と化した今日の会館ホールである。
16人中9人もが六稜生という【コロスペランツァ】の演奏は、モンテベルディのアカペラ曲でいきなり始まった。ルネッサンスを基調としながらもバロック風のこの曲はパートからパートへの流れを、時にはリズミカルにハーモニーを満喫させてくれた。 6曲を歌い終えたところで指揮者坂口和彦さん(90期)の挨拶。メンバー紹介までを自らを口下手と言われて首を傾げたくなる軽妙なトークでなごやかな空気が会場に流れた。 これより休憩タイム。狭いホールロビーでは出演者と聴客との歓談で賑わっている。 「第二部」の開演。 素晴らしいソプラノソロ鐡見佳子さん(93期)とテノールソロ福田研二さんのお2人、華麗なタッチで演奏会を一層盛り上げてくださったピアニストさん(正田真紀子さん)、感動をありがとうございました。今後とも、コロスペランツァのご活躍を期待してやみません。 ※年1回はトークリレーにもコンサート形式のものがあってもいいと思っています。 ホールにグランドピアノが常設されればこの上ないのですが。 |
Last Update: Mar.7,2006