編集長と行く!ワールドアイツアー2007【オーストリア編】 まえ 初めに戻る つぎ

美しき青き川の流るるウィーンへ


気分はバイオリニスト

 ワールドアイツアーも中盤となりました。次の訪問国は、7月に連載が始まったばかりのウィーン。
 昨日までの涼しさが嘘のような夏の気候、良く晴れた朝、香取さんのご自宅から公園を抜けて、路面電車を使い市立公園へ。真っ青な空と公園の緑に出迎えられ、素敵な旅の予感に心がはずみます。ヨハン・シュトラウス像の前で、バイオリンを弾く真似事をするあいだ、地元の人や観光客の視線が気になる・・・大丈夫、これも記念になる写真を取るためですから。


モーツァルト像の前で
(右が香取さん)
 
 ウィーンにはもうひとつ有名な公園があります。それは、ブルク庭園。モーツァルト像が経つ庭園です。緑の芝に赤のト音記号が映えてとても綺麗。ピアニストの香取さんにとって、やはりここはお気に入りの場所だそうです。ブルク庭園のすぐ横は王宮になっていて、マリア・テレジア像が見張るようにして王宮が建っています。裏は噴水やバラが咲き誇る公園になっています。運の良いことにちょうどバラが満開の時期で美しかったので、色とりどりのバラをバックにたくさん写真をとりました。

 花が美しいといえば、ベルヴェデーレ宮殿。上宮はオーストリア・ギャラリーとしてクリムトなどの絵画が収蔵されていますが、そこから眺める庭園の景色にはうっとりしてしまいます。

ベルヴェデーレ宮殿 上宮

上宮からの眺め


カーレンベルクの丘
(左上に見えるのが、ドナウ運河)

 眺めの美しさで忘れてはいけないのが、カーレンベルクの丘。ウィーン市街から電車とバスを乗り継ぐこと約1時間、ぶどう畑を眺めつつバスに揺られながら丘まで登るのですが、丘の上からウィーン市街を見渡す爽快感と言ったら!すぐに下山してしまうのはもったいないので、丘の上のカフェで一休みしてから下山するのが良いでしょう。また、丘のふもとにはホイリゲ(1年未満の新ワイン、およびそれが飲める居酒屋)が集まっているので、ここで軽く一杯!というのもひとつの楽しみ方。  

 景色を堪能した私たち。次に満たすのは胃袋ですよね。今夜はホイリゲではなく、ウィーン名物の特大カツレツ、ウィーナー・シュニッツェルを目指して、有名店のフィグルミュラーへと急ぎました。するとお店は超満員!中を覗いてみると・・・誰もがシュニッツェルを食べているではないですか。その光景には少し笑えます。私たちももちろん、シュニッツェルを注文。牛肉の煮込みと香取さんお勧めのサラダもいただきました。
 シュニッツェル=仔牛肉が一般的ですが、ここでは豚肉を使用しています。薄くのばされてカリっと揚げられたカツレツにレモンを絞って、いただきま〜す!これが、予想を裏切る仕上がり。全然あぶらっこくなくておやつ感覚で食べられます。とはいえ、さすがにひとりで1枚を食べきるのは大変なので、2人以上でシェアすることをお勧めします。

フィグルミュラー外観

お腹を空かせて挑戦!

 さて、美しい景色をメインにお伝えしたオーストリア編、いかがでしたでしょうか?次回はカフェめぐりレポートをお届けします。お楽しみに!



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Last Update: Sep.5,2007