編集長と行く!ワールドアイツアー2007【オランダ編】 まえ 初めに戻る つぎ

アムステルダム 1DAYツアー 後編

 美術館めぐりを終えた頃、小腹が空いてきました。近くのカフェに入ればいいものを、少しでも得をしようと大阪人魂をメラメラと燃やし、「I Amsterdam Card」のクーポン券ページをペラペラとめくる私。その目に飛び込んできたのは、「コーヒーor紅茶、1杯無料」という文字。地図でお店の場所を確認したところ、どうやら、SPUI広場というところから徒歩圏内のよう・・・。

「La Place」1階スーパーマーケット

2階フードコート

 
 お店の名前は「la Place Market style restaurant」。町の人に尋ねても「ごめんなさい、ちょっと分からないわ」(オランダ語)でかわされてしまい、自力で目指すっきゃない!と意気込んだまでは良かったのですが、広場から1本入ったカルファー通りには飲食店がズラリ。通りを見回しながら練り歩き、行ったり来たりしながらついに発見!クーポンブックの地図は、あまりアテになりませんでした(笑)

フルーツのブース(3階から撮影)
盛り合わせや、フレッシュジュースが楽しめる
 このお店、1階はスーパーマーケットで2階はフードコート。といってもただのフードコートではありません。各ブースに陳列された食材を見て選んで注文することができるのです。たとえば、サーモンを指差して「これ、調理してください」と言えばOK。ヌードルのブースでは、好きな具材(野菜や肉)と麺(中華麺、米麺)を組み合わせて自分好みのヌードルを、またピザのブースでは1枚まるごとその場で焼き上げてくれます。しかもリーズナブル!レストラン価格のおよそ半額以下。セルフサービスなのでチップの心配も無用。ランチにもディナーにも使える「la Place」は絶対お勧め。


3階飲食エリア
2階から吹き抜けになっている
 1DAYツアーの締めくくりは、運河クルーズ。一言に運河クルーズといっても、水上バスの運行会社はいくつもあり、発着場所もさまざま。ここだ!と思ったところで待っていると、「このパスじゃ無理だね」と言われ、じゃあどこで乗れるの?と尋ねても、駅のほうじゃないか?という適当な答え。乗り場を見つけるたびにパスをみせては「これ使える?」と聞いて歩くこと約20分。もはやあきらめかけていた時、結局、パスが使えるクルーズ船は駅のすぐ前から発着していることがわかりました。

 「やっと落ち着ける・・・」屋根つきでやや大きめの船にゆらゆら揺られながら、ハウスボートと呼ばれる運河の家で暮らす人々や、アンネフランクの家など見所をめぐる約1時間の優雅なクルーズは、ツアーの締めくくりには最適。頭をぶつけそうなくらい低い橋げたをくぐる、という危険は待ちかませていません(笑)。

 ハウスボートは、普通の家と変わらない立派な造りのものが多く、デッキでバーベキューを楽しんだり、ハンモックでくつろいだりする姿が見られました。水上で暮らすってどんな感じなのでしょうか?一度、経験してみたいものです。 こうして「I Amsterdam Card」をフル活用した1DAYツアーを無事終え、オランダを後にすることとなったのです。  

運河クルーズ乗り場

ハウスボート

 さて、アムステルダム 1DAYツアー後編、いかがでしたでしょうか?   次回は オーストリア編です。お楽しみに!


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Last Update: Aug.27,2007