午後の紅茶はダージリン〜杏の英国修行日記【第16話】
四月の雪
何だかんだと、2008年も4ヶ月目を迎えていますね。私は完全に春休みボケしてしまい、「えっ今月あと10日もないの」状態です。
▲窓から見るあられ
▲あたりは真っ白
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さてさて、五月は最終試験の時期です。泣きたい逃げたい放り出したい気持ちは120%まで高まってきてますが、まぁこれも学生としての大事なイベント、頑張って乗り切っていこうゼ☆なんて無理にテンションをあげています。
そして今月のテーマは、上に挙げた二つの事柄とはあまり関係ありません。タイトルそのまま、四月に降った雪レポートがメインです。(映画「四月の雪」は観ていませんが、良い映画だそうですね。本屋で予告編だけ見ました)
さて、まずは一枚目の写真をご覧下さい。これは、4月5日の昼に、例によって私の部屋の窓から撮られたものです。少し分かりにくいですが、コンクリートの上に点々とある、半透明の小さな塊が見えるでしょうか。あられです。四月なのに、あられが猛威をふるって、窓にビシバシぶつかってきました。外を歩いてた人達は、さぞや痛かったことと思います。
そして次の日の朝、起きたら外は真っ白でした。「あれ、今ってまだ2月だったかなーそれだったら嬉しいなー」と、雪と試験の両方から逃避した後、「・・・・寒っ」と現実に帰り、ヒーターをつけました。しかし、四月に雪が降ることもあるとは、聞いたことがありましたが、去年に続き今年も暖冬で、冬の間に全く雪が降らなかっただめ、今年はグリーンウィンター(そんな言葉あるのか)かと、すっかり油断していました。しかし、せっかく積もった雪も、夕方には、ほとんど融けていました。融けた雪ダルマの、帽子や目が、ぐちゃぐちゃの地面の上に打ち捨てられている様子は、いつ見ても切ないものですね。
Last Update: Apr.23,2008